2021年1月21日木曜日

「バイデン新大統領の就任」:民主政治をどう取り戻すか、分断社会の修復が緊急の課題

 

今日のニュースのトップはバイデン新大統領の就任だ。期待したいところだが、ある調査機関の「2021年の10の世界リスク」のトップにもバイデンシン大統領が上がっている。高齢でもあってこのリスクをどう乗り越えるか。 

4年前、トランプ大統領の掲げた「アメリカ第一」「保護主義」は、世界経済で問題になっているアメリカ流グローバリゼーションの見直しの機会になるのではないかと一種の期待をしたものだが、「多国間交渉」の否定、国際協定からの離脱など意外なものになった。 

そして先の大統領選では7400万票を背景に「不正選挙」と訴え最後まで敗北を認めず、アメリカの民主政治に汚点を残した。 

最後はトランプ支持者の一部は国会議事堂乱入、乱闘事件まで起こし、さすがのトランプ氏も批判に押されて乱入を否定せざるを得なかった。 

目に見えて米国社会は2つに分断される結果になり、「分断修復」が喫緊の政治課題になった。就任演説で「米国を修復する」「分断から経済再生へ」「中間層を立て直す、ヘルスケアーを」と新型コロナ対策と共に重要な政策となる。

新聞報道ではまず、バイデン大統領は地球温暖化での「パリ協定」に復帰するサインをしたという。CO2排出量では中国についで世界第2位だ。中国は実効性には疑問もあるが積極的に取り組むと米国をけん制していた。 

トランプ氏は就任式に欠席し、ホワイトハウスを去ったという。「また戻ってくる」と言い残し。 副大統領だったペンス氏は就任式に出席したことを考えるとトランプ氏の行動は個人的にも異例だ。 

今後、トランプ支持者はどう動くか。一部は犯罪者にもなった。そうは見られたくない共和党員はトランプ支持から離れていくのではないか。 

バイデン大統領は演説で「民主主義の勝利」、一候補の勝利ではなく民主主義の大儀の勝利、改めて民主主義の貴重さを学んだと言い、「民主主義はもろいものだ」と。 

アメリカばかりではない。日本だって民主政治の根幹を揺るがした自民党・安倍政権を考えると「あの自民党政権の悪夢」と揶揄されるときが来るのだ。

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