2020年2月8日土曜日

逗子の市道斜面崩壊事故を考える(1):マンション関係者で所有地の「危険予知」ができなかったのか

5日に発生した逗子の市道斜面崩壊事故での女子高生が犠牲になった事故は残念である。何故、土地所有者でマンション関係者の誰かが危険を指摘できなかったのか。「危険予知」の訓練を受けた者があらかじめ指摘していたらこのような事故は回避できていたはずだ。

大きい会社で、工場勤務の経験がある人間なら「危険予知」訓練を受け、事故を未然に回避する教育を受けているはずだが、都会の会社ではこういう危険予知訓練を受ける機会はない。

そうなるとマンション関係者からの指摘は期待できない。日ごろからポロポロ石やや土が崩れ落ちていれば近くの住民が指摘できるがそういう状態ではなかったようだ。

私もマンションでの理事の経験があるが改善などの指摘をしても他の理事が誰も同調しなければ何も決まらない。エントランスが急こう配なので滑りやすいと指摘しても一度では同調しない。マンション管理で大きな問題は「無関心」が多いことだ。

そこで「事故が発生した後なので何でも言える」という批判を別として今回の事故を考えてみる。

区分所有者、理事会、マンション管理会社、マンション分譲会社のだれも「危険予知」で指摘し、回避できなかったのか。誰かが指摘してもほかの人間が同調しなければ事故は防げないこともある。

逆に皆都会勤務で「危険予知」の訓練、知識など無かったというのか。

今回の事故でマンションの区分所有者、管理組合には損害賠償の責任がある。ただ、管理会社(善管注意義務)や分譲会社の責任(瑕疵担保責任)も追及すべきだ。

女子高生の死亡だから損害額は諸々入れて1億円ぐらいを区分所有者約50人で負担するとなると一人200万円と言うことになるか。

万一危険予知で対策を講じるとのり面の滑り止め工事で土木技術としてはいろんな手がある。

マンション管理には危険予知が必要だ。

先の15,19号台風で武蔵小杉の高層マンションの地下室に会った変電設備が浸水し長期に停電を経験したマンションがあるが、地下室での変電設備は浸水事故を受ける危険があることは危険予知できたはずだ。

近くの高層マンションは浸水事故を起こしていない。駐車場の入り口に雨水流入防止のゲートを設けているマンションもあったのだ。

マンション区分所有者、管理会社、マンション分譲会社はしっかり危険予知をして事故の未然防止に努めるべきだ。

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