2020年2月21日金曜日

止まらないダイヤモンドプリンスでの感染:長い隔離、検疫を抜けると、そこは陽性だった?


新型コロナウィルスの感染が続く3700人いたダイヤモンドプリンセス号で717人が下船、759人が帰国したが、そんな中で感染し入院していた乗客2人が死亡、応援で事務処理に当たっていたという厚労省、内閣府2人の職員も感染した。

横浜に寄港した2月5日から隔離監視し14日間の監視期間を経て陰性だった乗客の下船が続いているが、その間で感染があったようだ。19日からの下船という判断は政治的判断で解決を急いだということになるのか。

下船した日本人乗客には不要不急の外出は控え、毎日の健康チェックが要求されている。この人たちの間から発熱、体調を崩し受診した結果陽性が出たらどうなるか。その時安倍政権は苦しい立場だろう。

案の定、テレビのニュースで陰性だったためにチャーター機で帰国したオーストラリアの乗客で2人の陽性が見つかったという。

新聞報道によると日本での感染は94人、死者数1人、ダイヤモンドプリンセスではそれぞれ634人、2人で中国を除く外国では日本が汚染国だ。

アメリカが日本と香港を渡航注意国に指定、タイ、ブータン、韓国、台湾も続く。後、何時アメリカが日本にいるアメリカ人の退避を勧告するかだ。3.11東北地方太平洋沖地震での福島第一原発事故の時は退避勧告を出していた。

「ダイヤモンドプリンセスでの長い隔離、検疫を抜けると、そこは陽性だった」と言うことにならなければいいが。

海外のメデイアは安倍政権の対応を批判している。下船した日本人ももっとやることがあったのではないかと厚労省を批判した。

今日本は1億総感染症学者だ。テレビの情報番組に出る感染症学者の顔ぶれも決まってきた。政府寄りの対応を支持する学者と疑問を投げかける学者と二分されてきた。

どちらの言い分が正しいかはもうすぐわかるだろう。

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