2020年2月21日金曜日

無法者・安倍政権の悪だくみ(2):黒川検事総長で暗に指揮権発動期待か

無法者安倍政権の悪だくみが続く。今度は黒川・東京高検検事長の定年を延長し次期検事総長人事を目論んでいるのではないか。今国会で黒川検事長の定年延長が野党から追及を受けているが、その背後に安倍総理自身による不祥事が続発しているが、告発に対して検察庁が不受理をしたり、法務大臣を通じず暗に指揮権発動を考えているのではないか。

検察庁まで自分の思い通りにしたい安倍政権に日本の政治は任せられない。

1981年人事院が国家公務員法の定年制は「検察官に適用されない」、除外されていると今まで理解していたが、安倍総理が「国家公務員法の規定も適用される」と解釈の変更をした。

だから検察官も定年延長ができることになったことで野党はそのいきさつの正当性を追及している。法解釈をまげてでも無理筋の定年延長をごり押しする。

野党議員がうわさになっている「黒川検事総長誕生はないと言い切れるのか」と問い詰めると安倍総理は「法務省で適切に判断している」と答弁したが、検察内でも異論があるようだ。

恐らく安倍政権は黒川検事総長構想を持ってのごり押し人事だ。

安倍総理は夫婦そろって憲政史上まれなる不祥事を多発している。中には有志による告発もされている。総理の犯罪だから現役時代の訴追は無理だろうが、辞任後はどうなるか。

通常指揮権発動は法務大臣がするが、指揮権発動すると内閣は持たない。だから暗に検察への告発を受理しなかったり、告発を受けて受理しても不起訴処分にするなど自分の息のかかった検事総長なら忖度することを期待しているのだ。

でも黒川さんもまともな人間ならよく考えるべきだ。森友問題で財務省の理財局長が忖度した国会答弁を繰り返し財務省内は大混乱したが、理財局長は国税庁長官に就任、安倍政権が答えてくれたのだ。

しかしその後国会外での反対運動も激化し、自宅には帰れない、職場にも出にくい環境になり、結局は国税庁長官を辞任したはずだ。黒川さんも同じ運命をたどるのではないか。人気の落ちている安倍政権にどこまでくっついていくというのか。家族にまで迷惑をかける事態になることを考えるべきだ。




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