2020年2月9日日曜日

トランプvs民主党(サンダースvsブランジェッジ):アメリカは誰を大統領に選ぶか、他人事ではない

世界が注目しているアメリカ大統領選だがトランプvs民主党(サンダースvsブランジェッジ)の構図で共和党トランプ対民主党サンダースかブランジェッジの戦いになってきた。アイオワ州での民主党候補の集計でミスが見つかり集計が遅れたことは民主党にとっては勢いが失墜した感じだ。逆にトランプ陣営は共和党では対抗馬がいない一人勝ちなのだ。

トランプ大統領の弾劾裁判で支持は49%、不支持は50%で分断が進んだ。今後はラストベルトの動向次第だが政策からの恩恵を受けていなかった白人層には相変わらず人気があるという。支持率は共和党内で94%という。

なぜ、共和党はトランプ優位なのか。トランプを批判する共和党員にトランプはもともと共和党員ではなかったが、共和党を変えてしまった。上院議員のなかには嫌いだが、党員が好きなのでどうしようもないというのだ。

テレビ報道ではトランプ陣営の会場にはだれ一人おらず、「もう決まったようなものだ」とでもいうのだろう。

逆に民主党は大混戦だ。当初は20人ぐらい名を挙げていたが今は、4人に絞れる。アイオワで26.2%の支持を得た穏健派のブダジェッジさんはラストベルトを立て直した経験もあり、「大統領を変えてよい政治へ進もう」と訴えている。

一方の革新派で上院議員のサンダースさんは26.1%の支持、公立大学無償化、学生ローン免除、税制改革で格差是正を訴え若者の支持を得ている。78歳ベテラン政治家だ。

若者の支持だが集計につまずき勢いに影響するが今後どうやっていくか。

弾劾裁判でとったトランプ大統領の審議妨害など民主政治を揺るがす品格のないトランプ大統領だが、それでもトランプ支持なのか。とにかく米国経済の動向によるか。米中貿易摩擦は中国が譲歩、新型コロナウィルス肺炎では製造業の中国離れが起きれば商務長官が言うように「製造業の北米回帰、雇用の創出」が期待できる。

以外に「あと4年」が実現するのか。

野党のふがいなさで政権の延命ができることは日本も同じことか。日米共通事項だ。

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