ロシアの占領から解放されたへルソン州の首都へルソンの状況を新聞で見るとロシアは大変なことをやっていたと驚く。未だ政治も安定しないのに通貨の切り替え、テレビ放送の切り替え、へルソン市長を拘束し、親ロ派の元市長を「知事代行」に任命するなどロシア化が進んでいたのだ。
今回、ウクライナ軍の進撃でロシアはド二プロ川の東岸に撤退したが、撤退時に地雷を埋めたり、インフラなど重要施設を破壊、電気、水道、電話も機能しなくなった。
こんな状況を見ていると、ロシアは再びウクライナには戻ってこないことを考えているのか。
ロシアは戦況が不利と見ると、ウクライナ全土にはげしい、見境のないミサイル攻撃を繰り返し、それを迎え撃つウクライナの側で何かあったのか、隣国ポーランドに着弾し死者が出る事態になり、一時NATOに緊張が走ったが、アメリカをはじめ冷静な対応が目立った。
驚いたことに、誰かが旧式なソ連製のミサイルを打ち、ウクライナもソ連製の迎撃ミサイルで応じたというらしい。はっきりしたことはわからない。
ウクライナには、欧米からサオイ新式の兵器が供与されウクライナの反転攻勢に寄与しているというが、ロシアはもう旧式な兵器しか残っていないのか。新聞では弾薬類を北朝鮮から購入しているという。
ロシアの戦争遂行能力に問題があるが、プーチンのメンツにかけた戦いだとすると迷惑な話だ。今回尾G20サミットでもわかった通りロシア、プーチンは孤立しているのだ。
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