米中間選挙が始まる。メデイアは一斉に共和党優勢、トランプ氏の人気に支えられているという。確かにテレビで映る演壇への登壇シーンもバイデン大統領は年を感じさせるが、トランプ氏は例のリズムにのって軽快な足取りだ。
演説にも断然迫力があるが、内容は「チョッと」と監事さsる内容だ。バイデン政権への不満を持った国民を煽っている。
しかし、共和党が優勢になったとして、バイデン氏は2年後の大統領選に出馬するだろうか。
2年後となるとロシアのウクライナ侵攻も決着がついている。今の状況からはロシアが劣勢だ。プーチン体制はどうなっているか。おそらく瓦解か。ロシア国内の経済はエネルギーしか残っていない。最先端技術は欧米から入ってこない。極東開発も外国の資金を使っての開発は無理だろう。国内経済も疲弊している。
なんといってもプーチン後のロシアの世界での立ち位置がはっきりしない。経済制裁は残るだろうし、ロシアは孤立しているだろう。
中国とは貿易摩擦が継続するだろうが、高関税の掛け合いは米国にもブーメランだ。
何しろ多国間協議が苦手だが、インド太平洋構想、対中包囲網は二国間ではどうしようもない。
北朝鮮は核・ミサイル開発を手放さない。金委員長との2人の交渉など期待薄だ。
日本も安倍政権から岸田政権だ。台湾有事に備えた軍備拡張は安倍政権ほど楽ではない。大きな手土産を下げ、尻尾を振ってワシントン詣でなど期待できない。
考えるに、トランプ氏にとっては興味、儲けどころが見つからない。これじゃ、大統領になっても批判されるばかりだ。
特に国内でも、民主主義を守ることなど期待できない。国を二分した状態を統一できるかどうか。煽るのは得意だが、収束させるのは苦手だろう。
トランプ氏の大統領出馬は控えてほしい。
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