この分野でもケインズの財政出動で一時的に需要を喚起するか、シュンペーターの業界の「イノベーション」が大事なのではないかと言う議論にならないか。観光、旅行業界を支援するために国の旅行代金補助の「全国旅行支援」が始まった。
しかし、システム、人手不足などの問題が生じ足り、これに書く自治体、観光地が独自の補助を用意し競争力が激しくなり旅行費が実質ゼロになる礼もあるらしい。
だからこれを機会に我慢していた旅行を急ぐ国民も多いはずだ。この制度を利用できる国民はいいが、利用できない国民のことを考えると税の不公平にならないか。
そして、目的は何なんだ。短期に観光需要を掘り起こすのか、長期に安定集客を狙うのか。この制度で一気に需要が急増し、終わると一気に集客が落ち理事にならないか。
コロナ禍前の観光需要と今の観光需要とどんな関係になるのか。
問題は、財政出動で一時的に需要を喚起するケインズ流の財政出動か、逆にシュンペーター流の業界の「イノベーション」で需要を起こしていくか。
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2022.11.21掲載
経済対策での補正予算29兆円の是非:ケインズの財政出動か、シュンペーターの「イノベーション」か
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