3人目の大臣更迭、確かに岸田総理にとっては任命責任が厳しきなり判断が遅れる理由も分かるが、新聞などに報道される寺田氏の「政治とかね」政治資金規正法違反容疑はあきれ返るほどだ。
寺田氏は宏池会の創業者で「所得倍増」政策を実施した池田勇人氏を義父とする家系を築いた政治家だ。国会議員となるには地盤、看板、かばんが必要と言うが相当楽して国会議員になったのではないか。
だから、後援会組織もズルズル引き継げば当然に脇が甘くなる。
政策面でも岸田総理は池田勇人氏の「所得倍増」を意識し、当初は「分配」を強く主張「新しい資本主義」まで言いだした。そのためにも寺田氏はブレーンとして重宝されていたのではないか。
宏池会再興を目指す(?)岸田総理にとっては更迭はプライドにもかかわる事態だ。
事件の取っ掛かりは週刊誌のスクープらしいが、内閣のブレーンとしては脇が甘すぎたか。
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