カスミがかかっていなければ西80km西に 富士山がみられる 東京大田区 東急御岳山駅より |
生活準備も1週間ではダメだろう。誰も経験したことがないのだ。まず降灰は物流に支障をきたす。スーパーなどでの商品は不足するだろう。電気などの障害も大きいだろう。
場所にもよるが、インフラ整備では降灰が邪魔になる。どこに捨てるのか。
処で一体何時噴火するのか。
30年周期で発生するという説によると私も2回ほど経験していることになるが、いまだ発生せず、300年周期となると宝永噴火が1707年とすればすでにいつ起こっても不思議ではないが、平安~室町時代に350年の休止期間があったという。だとするといまがおこらずだ。
私の今住んでいる東京大田区久が原は富士山まで直線距離で80㎞、西側に高い建物がない場所なのでもろに降灰を被る。
「火山災害の研究」などによると1707年11月16日に噴火が始まったという。10時に噴火し、13時に江戸まで降灰、16時頃黒煙に覆われたという。灰の厚さは5~7mmで22時頃晴れ間が見えたという。
白煙は安山岩、黒煙は玄武岩という岩質の違いだ。
前兆は火山性地震だが影響は狭く富士山ろくに現れ、強い揺れも生じいなかったという(?)。
人的被害もなかったあの北海道有珠山の噴火も、北大の専門家が十分に研究していたことと、有珠山周辺の住民の細かい注意が前兆をつかみ全員退避につながったという。富士山も専門家がかなり広範囲観測し、異常をつかもうとしているが、住民の異常発見が前兆をつかむヒントになるのだ。
東京に住んでいてどう迎え打つか。
ある程度の期間生活できるように準備するのは地震対策にも役立つ。呼吸器疾患を防止するためにゴーグル、防塵マスクは必要だ、。電気機器の障害も出る。ポリ袋でPCを保護することも大事だ。
以前、対策として降灰の恐れのない地域での住宅の準備をアドバイスしていた専門家がいたが人るの方法だろう。住居を東京から移すことも一手だ。
誰がどう言うと誰も経験したことがない事態が起こるのだ。しかもいつ起こっても不思議ではないのだ。富士山噴火、首都直下地震共に対応は同じなのだ。
政府が公表した降灰による安全対策 朝日新聞 2025.3.22 |
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