フジとFMHが大幅な役員人事を発表した。秘密裡に検討していた人事らしい。日枝相談役は両者の取締役を退いたらしい。日枝さんというとこの事件が明らかになって社長らが辞任の話をしたときに、「戦わずに辞めるというのか」と一喝した話が出たことがある。
その日枝さんが自ら辞任を申し出たとは思えない。記者会見でも出席すれば責任を追及する質問を浴びることになるので病院に逃げ込んだのではないか。偉い人が良くやる手だ。
第三者委員会の結果が出る前に人事の大幅な変更をしたことは、報告書の主要なポイントでもあるので早々と役員数の半減と刷新を考えたのだ。
それで、自浄作用を示したかったのだろう。
不祥事を起こすと必ず弁護士を含めた第三者員会を立ち上げるが、弁護士が入ることで公正さが保たれると思っているだろうが、一番よく原因を知っているのは社員だ。社員の意見をよく聞けば原因、対策はわかる。しかし、社員だけでは改善は難しいのだ。
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