読売新聞(2025.3.16)の「カラス・EU外相とのインタビュー」記事が目に留まった。カラス氏は対ロシア強硬派でエストニアの首相を経てEU外相に就任した政治家だ。今トランプ大統領がウクライナ停戦でロシアと交渉しているが、カラス外相は「ロシアは信用できない」「領土を譲るな」と経験談から指摘している。
先のゼレンスキー大統領とトランプ大統領の首脳会談でハンス副大統領が「外交で安全保障」を訴えたとき、口論となり、会談は決裂した。
ゼレンスキー大統領は「ロシアと外交でいろんな約束はしたが、ロシアは破ったのだ」と経験談を説明したが大統領も副大統領も経験がなくわからなかったのだ。
そんな調子でウクライナ停戦に向け仲介ができるのかと思う。
そんな時、カラス外相の発言は大きな意味がある。
ロシアは信用できない、合意を破ってきたとエストニアでの経験を言う。
領土奪還はできないが、宇クラウン場の固有領土と認識したまま戦闘の凍結が大事だという。エストにはは50年間ロシアの占領したにあったが領土は認めなかった結果、独立することができたという。大事なことだ。
停戦交渉にはウクライナ、欧州も参加すべきだという。ゼレンスキー大統領も言っている、トランプ、プーチンの任せていては何をするかわからない。
英仏の平和維持部隊の派兵、フランスの「核の傘」問題も問題を共有すべきなのだ。
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