2025年3月27日木曜日

兵庫県、斎藤知事の「違法」拒否:これで「県政を前に進められる」のか

 兵庫県知事の斎藤さんってどういう男なのか。自らの告発者対応を第三者委員会が「違法」「きわめて違法」と判定したのに対して従来通りの考えを押し通したが、パワハラは謝罪した。

斎藤さんが自ら設置した第三者委員会が厳しい判定をしたのだが、自らに都合の悪い告発文には刑法に抵触する部分もあるし、外部公益通報で禁じられている犯人捜しをやってしまったことには謝罪しない。

記者会見の前に県幹部と対応を協議したらしいが実際の会見では自分の考えを繰り返し、県幹部をがっかりさせたようだ。

こんなことで「県政を前に進める」ことができるのか。県議会も大きな責任を背負ったものだ。

議会が再び不信任を議決できるか。前回は斎藤さんが職を去り再度県知事選が実施された。なかなか出馬を表明しなかった斎藤さんが再出馬する驚きの結果になったが、再選を果たした。その裏にはコンサルタントの女性社長の存在もあるし、N党立花さんの「2馬力選挙」の問題も出てきた。

今回不信任決議になると、今度は議会解散だろう。

さらには、県民の声としてリコール運動があるが、市民団体などの動向が伝わってこない。リコールは大変なイベントで立ち上がる団体はないか。

何を考えているかわからない。自分のことに対しては絶対の謝罪しない。こんな男を止めさせる方法は他にあるのか。県知事は絶対的権力をもっており、政治家にとってはおいしい仕事だ。斎藤さんも自ら辞任することなどないだろう。



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