2022年10月5日水曜日

小さな記事の大きな問題(80):岸田首相、政務秘書官に長男起用、姑息な世襲狙い

 岸田首相が今までの政務秘書官だった山本氏に変えて長男の翔太郎氏を政務秘書官に起用したという。また世襲を狙った人事か。岸田首相は何事もなければ後3年「黄金の3年」といわれ安泰だったが、「国葬」「旧統一教会」問題などで臨時国会はあれる予想だ。

旧統一教会問題は安倍元首相をキーマンに旧統一教会が日本の政界に深く食い込んできた経緯を示している。肝心の安倍さんとの関係は個人になったために点検していなかったことがメデイアで大きく批判された。

また国葬は国を二分する事態になり、臨時国会で野党の追及が続く。

岸田首相は当初、「私には聞く耳がある」と安倍、菅総理との違いを主張していたが、何のことはない。その聞く耳も「自分に都合のいい」情報を聞くのであって嫌な、嫌いな情報は敬遠した。

その結果、今日のような民意を反映しない政権運営になったのだ。その陰には前政務秘書官の山本氏の横柄な態度があったのではないかとメデイアはみているのではないか。

しかし、岸田首相の任期もあと3年とは言えない状況になってきた。長男に後を継がせるために経験は今出ないと機会を失うとみたのだろう。

岸田首相も父親から若くして秘書官になり跡を継いだ。

しかし、世襲は問題だ。若くして政界に飛び込み人脈を築いていくのがいいのだろうか。3代も許されるのか。

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2022.9.30掲載

安倍さんの死を機会に世襲性の見直しを 

yamotojapan.blogspot.com/2022/09/blog-post_79.html

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