2022年10月26日水曜日

岸田総理に任命責任と言うが:実際にはどうすればいいのか

山際大臣が野党の旧統一教会関連での追及に屈し、ついに岸田総理は更迭させた。国会中でもありタイミングが悪いとかミット氏の甘さ、判断の遅さで「任命責任」が問われる。与党内でも支持率急落で危機感が出ていた。

山際大臣は新しい資本主義の経済担当、新型コロナ対策、社会保障改革など重要な政策の責任者だった。

どうして、旧統一教会関係が厳しく問われている時期にもかかわらず、2003年から旧統一教会にズブズブの関係にある山際さんが大臣に再選されたのか。

関係調査を隠して再選直後に問題が大きくなり、野党からの追及にも「記憶にない」「定かでない」など責任回避が目立った。

山際さんを再選させた岸田総理には確かに任命責任があるが、山際さんは自民党の重鎮である甘利さんから時億党が希望されていたらしい。

甘利さん、山際さんは今は麻生派だ。第4派閥の岸田総理にとってみれば扱いにくい人材だったのだ。

では、岸田総理はどう任命責任が取れるのか。自ら総理を辞するとしても誰が代わりに総理になるのか。第一派閥の安倍派はゴタゴタしている。岸田さんに代わる人材はいない。

英国のようにトラス氏からスナク氏に容易に移ることはできないのだ。



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