2022年10月27日木曜日

G20へのプーチンは:出席しウクライナ侵攻の出口を見いだせないか

G20へのプーチン出席の是非がメデイアで見かけるが、プーチン自身が出席しウクライナ侵攻の出口を議論できないのか。すでに8か月、停戦どころかプーチンはウク内な焦土作戦でインフラなど重要施設の破壊を繰り返し、国内では戦時体制、大統領令で何でもできる体制を築いている。

メデイアの報道からウクライナ情勢を見るとウクライナが国土奪還を目指し優勢で、プーチンは 兵員、武器不足おまけに供給路の破壊などで劣勢だ。とてもじゃないがプーチン優位で停戦など出来るはずがない。

万一、プーチンが出席し従来の考えを繰り返すだけでは米国は同席拒否だろう。日本は同席しプーチンを厳しく批判するか。

プーチンは当初ウクライナ侵攻を「特別軍事作戦」と称していたが国内では、国家総動員的体制づくりでなんでも大統領令で実施できる「白紙委任」状態だという。事実上の戦時体制では「物質供給の調整会議」も設けられた。

核による脅しもウクライナが「汚い爆弾」の使用の可能性があるとロシアが述べているが恐らくロシアの例の「偽旗作戦」だろう。報復で核使用を臭わせている。米国はけん制するがフランスは核の使用はない」と見方が違っている。

しかし、ロシアは本土の宇宙基地からカムチャッカ半島に向け核搭載可能な弾道ミサイルの発射訓練をし標的に命中と報じている。

ウクライナ本土では南部の親ロ派住民の避難が始まったという。人質を取り人間を盾にするのだろう。

当初は制圧しロシアに併合を考えていたのだろうが、ウク内な軍の猛攻に会いロシア軍は撤退の動きだ。ウクライナは長期化も辞さないという。

NATOも拡大、結束を強めた。プーチンの意向に真逆の結果となった。

最近は同盟国からも距離を置かれるプーチンだ。ロシア批判決議も国連総会では賛成143か国で増加している。肝心の中印は危険だ。

ウクライナの復興には110兆円かかるらしい。財源を押収資産を使う案もあったが、法的には難しいらしい。各国がどう支援できるか。

長期化すればするほどロシアは米国の言う弱体化が進むだろう。プーチン後のロシアの世界での立ち位置を早く考えるべきだ。

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