2024年7月17日水曜日

私たちは米・大統領に何を期待するか:自由民主陣営のリーダー、共産陣営との対峙だ

今回のトランプ氏銃撃事件で共和党は団結を強固にした。大統領選への候補はトランプ氏、副大統領候補にバンス氏 で決定したという。バイデン大統領はどう出てくるか。トランプ氏では米国を二分する結果をもたらす。今欧州で勢力を上げてきた急進右派が政権与党を悩ませているが、米国でも移民、難民問題、「米国第一」でトランプ氏も急進右派だ。

今、自由民主陣営の米国が急進右派のような政策を打ち、国を二分する政治情勢は私たちにとっては心配事である。

専門家は、米国では中間層が弱くなったとしてきする。バイデン政権は経済対策で富裕層、大企業へ課税強化し中間層の底上げを主張しているが、トランプ氏は富裕層、大企業へ大幅減税するという。全く政策が違うのだ。やっぱり中間層の底上げは米国の政治を安定化するためには大事と思う。

今、世界は混とんとしている。ロシアのウクライナへの侵攻、イスラエルとハマスの抗争、EU,は急進右派の躍動で政権与党は危機に瀕している。こういった紛争に国連は調停者として全く役に立っていない。安全保障理事会も中国、ロシアの拒否権で何もできない。

そこで世界はNATO, インド太平洋地域では米国をリーダーとして関係国が協同しているがその間隙を縫ってロシア、中国が勢力拡大を狙っている。特にアジア、アフリカ諸国は経済支援も受け中国寄りだ。

だから米国の自由民主政治を守る行動は大事なのだが、トランプ氏の言動は危険をはらんでいる。

バイデン氏は高齢でトランプ氏と写真を並べても老化が目立つ。周りはバイデンを下ろし代わりにハリス副大統領の名前が挙がっている。年齢も若い、初の女性大統領としてサプライズが十分だ。女性だから国を二分する傾向も和らいで来るのではないか。

相手の欠点を上げて批判し合う大統領戦は世界の糞祝を買っている。もっと真面な論争が欲しい。

今、トランプ氏の言動が優位になっているが、最後は米国民の良識に期待したい。

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