2024年7月17日水曜日

萩生田・都連会長を辞任:補選で自民候補落選も、小池知事当選はどういうことか

 パーテイー券不正事件の張本人だが、自民党内の処分は党本部役員辞任で、都連会長の職は続投となった。この背景に萩生田さんの自民党小池知事とのパイプの太さがあったという。だったら小池さんも置かれた環境は厳しかったと思うが、知事選では楽々当選になった。

同時に実施された都議補選では2勝6敗で自民党候補者であることが不利に働いていた。萩生田さんの引責責任は当然だ。選挙前からわかっていたが、何故今、辞任なんだ。

小池さんの応援では表立って支持はせず、ステルス支持ということになったが、それでも自民党の効果が大きいはずだ。

小池さんは、自民党との関係が深かったが何故当選したのだ。

まず考えられるのは、女性、年配層、無党派層の支持が大きかった。女性であることと安定性を期待されたのだ。石丸さんや蓮舫さんでは安定性に疑問が残ったのだろう。

2基8年の実績を討論する機会がなかった。蓮舫さんがテレビ討論を要請したが、小池さんは拒否したらしい。公務優先で逃げたか。三井不動産との関係も疑われている。

いつも問題になるカイロ大卒は討論がなかったためにそれほど問題にならず、週刊誌で騒いだか。

小池さんと自民党との関係を蓮舫さんが街頭演説で言及していたが、「政治とカネ」問題に発展しなかった。

これから総選挙などで自民党候補者とどう距離をとるか、「政治とカネ」問題では決して別問題ではないのだ。

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