2021年3月21日日曜日

小さな記事の大きな課題(20):拝啓バイデン大統領殿、階段の上り方を教えます

 

産経新聞電子版より 2021.3.21
タラップを上がる時、つまずき手すりを握るバイデン大統領

バイデン大統領がエアーフォースワンに乗り込む階段(タラップ)でよろめき、つまずいたというロイターの写真が新聞に載った。バイデン大統領は78歳と言う高齢で、何かあると世界中に影響するので体力はニュースになるのだ。

報道官は「強風のためで大丈夫」と言うが、強風でよろめくとことこそ問題だ。

階段は「踏み面」(正味の奥行)と「蹴上げ」(段と段との高低差)からなっている。

つまずく原因の多くは、足を「踏み面」いっぱいに置くと、つぎに段を上がろうとするときに足が十分に上がらず、「蹴上げ」にひっかかる時がある。その時体は前のめりになっているので「つまずく」のだ。だから足は「踏み面」の半分程度の置くのだ。

一方、足が「踏み面」に十分にかかっていなかったら、今度は「滑る」のだ。

いずれにしろ階段昇降は急がず、「踏み面」に確実に足を置くことだが、置きすぎてはダメなのだ。

年齢には関係ないと思うが、足をしっかり上げることだ。



0 件のコメント: