読売新聞 2021.3.23 |
25日、聖火リレーが予定(?)どうりスタートした。走者10000人、約860市町村を121日かけて通過するという。福島の復興を世界にアピールするために出発点は福島第一原発事故の対応拠点のJウィレッジという。
新型コロナウィルス感染防止のために密を避けるために無観客と言うがテレビの映像を見ているとそうでもなさそうだ。
残念なのはトーチの火が2回消えたという。係員が再点火し事なきを得たというが、何か将来が思いやられっる事故だ。先に強風で消えたこともある。
今回の聖火リレーは問題が多い。通過する35の県で新型コロナの感染者数が増加している。ランナーも著名人の辞退が増えている。辞退する人も入れば代わりに出る人もいる。それぞれ複雑な心境なのだろう。
安倍前総理が主張していた「完全な形」での開催は無理だ。それでも開催する意味があるのか。
今の今まで開催が危ぶまれているが、政府、組織委員会、アスリートはオリンピック開催に前のめりだが、日本を含め世界の人たちは70%以上が中止の要望だ。
そういう民意をどう考えているのか。
政府関係者は「これでオリンピックは開催しかない」と言ったそうだが、橋本会長が言う「希望、元気、力を届ける」ことになるのか。
聖火だけが日本を巡回し、東京の国立競技場に当直する。それだけで我慢することも考えるべきではないか。
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