2021年3月24日水曜日

NHKリップル「もし小惑星が衝突したら?」:増加する災害、「想定外のことを想定する」重要性を説く

 

NHK リップル 2021.3.23
「小惑星が衝突したら?」 巨大な日の玉となり地球に接近する小惑星

23日のNHKリップル「もし小惑星が衝突したら?」は、増加する災害に当たって「想定外のことを想定する」ことの重要性を「思考実験」で指摘した。歴史学者の磯田さんも過去の災害事例の研究から災害について「想定外のことを想定する」ことが重要と言う。

そして、「思考実験」と言うとすぐ寺田寅彦博士の随筆「一つの思考実験」を思いだす。私も「思考実験」でブログの考えを掲載した。

「新聞休刊に思う:良いことと思うが何故、テレビ電波休刊がないのか」(2019.3.4掲載 yamotojapan.blogspot.com/2019/03/blog-post_4.html )

「テレだ寅彦博士の「一つの思考実験」に思う:やってみないか株式市場の週一回開催」(2020.3.13掲載 yamotojapan.blogspot.com/2020/03/blog-post_13.html  )

「私の「一つの思考実験:「一日ラジオだけ」だと新型コロナウィルス情報はどうなる」(2021.1.21掲載yamotojapan.blogspot.com/2021/01/blog-post_60.html  )

NHKリップルはロシアで小惑に衝突した小惑星は直径17mの巨大な火の玉で秒速18kmで半径30kmの広範囲で被害が出たという。隕石灰は半径30km、衝撃波は半径50km、太陽の方向から突入したのでわからなかったと言われている。

日本でも最近、夜空に光る物体が発見され隕石も多数見つかっている。

「もし日本に来たら?」という質問に専門家は軌道検索から正確に予測することが出来ると言い、衛星を数機打ち込み軌道を変えることもできる。日本は「はやぶさ2」の技術を持っており、正確に小惑星に打ち込むことが出来るのだという。

不確実な時代だ。「たら」「れば」で考えなければならないと主張する。同感だ。

軌道からある程度正確に場所が絞られるから、避難場所の確保だ。いろんな災害があるのであらかじめ「マイ避難先」を確保しておくことだ。旅館、ホテル、コミュニテイーのオンライン化も役立つだろう。

一つの例としてJAXA関連で5都市が銀河連邦を作り応援、支援体制を構築、東北地方太平洋沖地震では稼働したという。

また、個人的には地方の空き家を確保するのも手だ。私も東京でマンションに住んでいるが地方の実家も確保し手入れをしている。空き家の意地も大変だ。

首都直下地震、南海トラフ巨大地震、日本海溝沿いの巨大地震、千島海溝沿いの巨大地震はひっ迫しているという。そして富士山噴火も300年を超えている。いつ噴火してもおかしくない。さらにアイスランドで火山噴火が頻発しているが浅間山の噴火と同時なら1783年の世界的大飢饉の要因になる。

「いざ」と言う時にどう移動するか。「命を守る」行動が起こせるか「思考実験」は重要だ。



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