安倍前首相の後援会の「桜を見る会」前夜の「夕食会」にかかわり領収書を保管していなかったという政治資金規正法違反疑惑での告発に対して東京地検特捜部は安倍氏と元公設第一秘書ら4人を不起訴にしたという。
また、代金を値引きしてもらったことはホテル側の寄付行為に当たり政治資金収支報告書に記載していなかった告発に対しても大半が嫌疑不十分、嫌疑なしと判断された。
当時の新聞報道によると、夕食会開催は安倍氏事務所は関与せず、ホテル側と後援会員が個別に契約、支払ったという考えにくい言い訳を安倍氏は国会でも言い訳していた。事務所は領収書も保管していないし、カネも受け取っていないと説明していた。
また、通常の費用に比べて格安だったことはわかるが、ホテル側がどう考えていたかだ。ホテル側が寄付とは言わないだろうからどうしようもない。
国会審議で、野党議員から「こんなやり方を皆がやったらどうなるか」と聞かれた安倍氏は「この安倍方式では問題ない」と応じた厚顔無恥さには驚いたものだ。
証拠は何もない、関係者は違法性を認めないでは何もできないか。
検察審査会がどう判断するかだが、政治家の政治資金規正法違反疑惑は責任追及が難しい。ザル法だから仕方ないが。
0 件のコメント:
コメントを投稿