2021年3月1日月曜日

山田前内閣広報官は安倍、菅両総理のサプライ人事の犠牲者か

総務省時代の東北新社との高額接待で注目されている山田前内閣広報官が、体調不良で入院し、1日の予算委員会を欠席し、辞職願が受理されたという。

先に委員会での質疑でも説得力に欠ける弁明、菅総理長男の存在については「 大事な問題ではない」と突き放したが、実際には東北新社の菅総理長男の誘いだったから出席したのではないか。

1日の質疑は先の委員会での質疑に基づきその真意を問う場面が多いと思われたが、曖昧な弁明だったためにその対応も難しかったのだ。

ここは、入院で逃げるしかないと思ったのも当然だ。今までも不祥事を起こした閣僚、国会議員が逃げ込む常とう手段だ。おそらく官邸が主導したのだろう。

考えてみれば山田さんも安倍、菅両総理に利用された犠牲者ではないか。同僚に言わせれば「これと言った実績」もないのに事務方NO2の審議官までなった。おそらく女性登用が重要な政策であったために山田さんが狙われたのだ。

安倍総理にみとめられ、菅総理で内閣広報官になった。当時騒がれていたかどうかはわからないが、多くの国民が名前を知ったのは今回の事件が発端だろう。

今まで男性が仕切っていた記者会見を女性が仕切るようになった。嫌な記者の質問は遮り、丸山島根県知事と違って早めに打ち上げる議事進行に菅総理は助けられたと思う。

4人の官僚トップクラスの懲戒処分で終わると思っていたが、山田さんに注目が集まったのは結果として想定外だったのだ。

男女平等でサプライ人事で引き上げた女性官僚が裏目に出た結果になった。

男女平等も程々に!

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2021.2.26掲載

26日の菅総理記者会見先送り:宣言解除で国民に理解を得るよりも山田隠しか yamotojapan.blogspot.com/2021/02/26.html



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