国会証人喚問で「記憶にありません」とよくきいたものだが、また、総務省と東北新社間での「言った」「聞いていない」の問答になって来た。「記憶にない」とは自ら「私は頭が悪いので」と言っているようなものではないか。
新聞報道では衛星放送の外資規制が20%未満であるが、東北新社は20%を超える状況になっていた。そこで子会社にすることで違法状態を改善しようとしたようだ。
東北新社の中島社長が、当時担当者がこのことを総務省の担当者に口頭で話したというが、当時の総務省の担当者は「聞いた覚えがない」と言うらしい。国会でもその違いを追及されているが、中島社長は具体的に担当者の名前も言っているようだ。
ところが名指しされた鈴木信也担当部長は「報告を受けた記憶が全くない」と言うのだ。移動した直後で大勢の人と会ったので「細かに覚えていない」と言うのだ。
しかし、如何にたくさんの人と会おうと東北新社は許認可対象の業者、しかも菅総理の長男の居る会社だ。意識しないわけはないだろう。
どう考えても総務省の部が悪い。鈴木氏がウソを言っているのだろう。安倍政権の時の森友問題でも同じシーンがあったか。
でも「記憶がないということ」は、「いつかは記憶がよみがえる」、「メモが見つかった」、「そして本当に覚えていない」のどちらかだ。タイミングを見てメモが見つかったということにならないか。
市民団体が東京地検特捜部に東北新社を収賄罪、総務省関係者を贈賄容疑で告発した。捜査権があるから嘘は言えない。
また、菅総理の覚えもよく、次期事務次官と思われた谷脇さんが停職3か月の処分を受け、即日辞職したという。明らかに「口封じ」だ。早速国会審議に出席を求めたが与党は「民間人だから」と拒否したそうだ。
総務大臣に言わせると「情報通信行政検証委員会」を立ち上げ17日に会合を開くというが、その前に勝手に処分してしまった。
腐れ切った総務省だ。省内の郵政族を大粛清し、国民の信頼を取り戻せ。
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