2020年4月9日木曜日

安倍総理の「人との接触8割減」(1):イメージしにくいが「20:80」のパレートの法則が参考になるか


今回の緊急事態宣言で新型コロナウィルス感染者を減らす前提に安倍総理は「人との接触をできれば8割、最低でも7割減らす」ことを提案した。チョッとイメージが沸きにくいが、「20:80」のパレートの法則がある。

本来は納税状況を調査した結果、「納税額の80%を20%の納税者が納めていた」ことがわかりパレートの法則でいろんなところに応用される。

会社の仕事でいえば「20%の社員が会社の全体の80%の仕事をしている」と言う。残り20%の仕事を80%の社員がやっているのだ。ただし80%の社員が大した仕事をしていないというわけではないだろう。

場合によっては20%は優秀な社員で80%はダメな社員と解釈されるが、誤解してはいけない。ダメな80%の社員だけのグループを作るとやはり「20:80」の法則が成り立ち優秀な社員が出てくるのだ。

逆に20%の優秀な社員だけのグループを作ると80%のダメな社員が出てくるらしい。

こうした考えをすると、安倍総理が提案した「人との接触を8割減らす」前提も説得力がある。

8割の人との付き合いを減らし、2割の人との付き合いで、毎日の仕事の8割ができるのだ。また、1か月間、そういう付き合いをすればいいのだ。

二階幹事長は安倍総理との会談後の記者囲いで、「できるはずがない」と言ったそうだが、これが国難の時の政治家の発言か。

安倍総理はどうか。新聞で報道される首相動静で付き合いを減らしているかどうかをチェックしたらどうか。

ところで、新聞報道で「8割接触削減」の根拠に英国の論文があるそうだ。英国は最初「集団免疫」で全員が新型コロナウィルスに感染し免疫ができれば収束すると考えていたが、このまま対策を取らなければ8月までに51万人がなくなる予測が出た。

しかし、接触を減らせば8700~39000人に減るということで接触削減、学校閉鎖を決めたようだ。75~80%の接触削減になる。これだと1人から23人が感染していたが1人以下になるという。北大の西浦教授らの説だ。

これに対して3「蜜」回避で十分で80%減らさなくてもOKという説もあるが東京の場合は98%の削減が必要で外出時間を1週間で110分だという。

どっちにしても大変なことだ。とりあえず80%削減で進めて、経過を見ながら政策を強化していくしかない。

PDCAのサイクルを回しながら感染者数の削減を目指そうではないか。

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