2020年4月26日日曜日

休業すれば収入はないが家賃が:自営業者が開業しても店は借家なのだ

今回の新型コロナウィルスで東京都など自治体は休業要請しているが自営業者は「休業しても家賃が・・」という。「休業し収入がなくなれば家賃が払えないのだ」と苦しい胸の内を話す。その家賃も契約で何か月も前に解除の通告をしなければならない。だから数か月も払い続けなければならないのだ。

自営業者も経営は大変なのだ。今回のような緊急事態にでもなればそれこそ死活問題なのだ。

もう40年も前の話だ。行きつけの散髪屋で「サリーマンと違って腕に技術があれば死ぬまで働くことが出来いいですね」と言うと、店長は「そんなことはありません」と言う。

私たちの仲間で自分の家で開業している者は半分もいない。ほとんどが借りて開業しているのだ。年を取れば、客層も変わる。自分の年齢±10年の客層だという。更に1人を散髪するのに約40分かかる。効率化などたかが知れているというのだ。

その話を聞いてサラリーマンの方が楽かと考え直したが、今は非正規労働者、雇止めとサラリーマンも厳しくなっている。

今回、自営業者が廃業したら万一収束後の経済再開時にどう影響するか。すぐに戻ってこれるか。




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