マスクは必要だが「政府の推奨によって」とはいえ、そんなに投資、増産して本当にいいのか。この新型コロナウィルスの感染がどうなるかわからないが、収束はないだろう。でも生産設備が過剰にならないか。価格が高止まりのマスクを買い上げて政府が保管するとなると税金の無駄遣いにならないか。
本来は体調の悪い人が他人にうつさないためにマスクの着用をするが、今は新型コロナウィルスにかからないためにマスクの着用するから従来の生産では間に合わないのは当然だ。
市場では相変わらず品不足で、薬店、薬局では棚にはマスクはなく、「入荷未定」だ。だったら「棚をなくせ」と言いたい。なんとなく不安を掻き立てている原因にもなる。
ところが通販では50枚4500円、3D立体構造30枚6000円、でも10回水洗い使用できるので安いというものもある。材料によっては2枚3300円と高いが品質は相当いいものもある。
異業種のシャープがマスクを生産に通販で販売するというのでサイトにアクセスしてみたが何か障害がありせつぞくできなかった。50枚2900円と言う。
政府もマスク不足で国民の不満が高ぶっており、ここでマスクを配布すると国民に不満は解消するとでもアドバイスされたのだろうか、安倍総理は466億円かけて各世帯に2枚はいふすることをはじめた。ところが異物混入、黄ばみなど妊婦ように配布したマスクでクレームがついた。
社民党の福島さんが厚労省にメーカーを尋ねたら、興和、伊藤忠商事、他2社らしいがそのうちの一社の名称を公表するのを頑なに拒否した。うがった見方をすると安倍総理の親友関係の会社ではないかと疑う。そのうちに週刊誌がすっぱ抜くだろう。
今の品不足を解消するために中国に頼っていたマスクの生産を国内企業で投資したり増産することを政府が奨励した。設備投資交付金、売れ残りは政府が買い上げるというのだ。異業種からも参入することになった。
新聞報道によるとアイリスオーヤマは約30億円をかけて設備投資し増産するというが20億円は交付金らしい。でも経営上の不安はあるらしい。設備投資、人の確保で人件費で固定費がかさむ。今後の動きでどうなるかわからないのだ。
完全に収束はないだろう。ハーバード大は2022年までかかるという。東京ではオリンピックも予定されている。収束していなければ大量のマスクが必要になる。
そのうちに富士山噴火もある。防塵マスクも必要になる。
品物不足の要因は、「買占め」「流通上の問題」「国民皆が着用するようになった」などがあげられるが、町中を見ると棚にはないが、皆マスクをしている。手作りも進んでいるし、卸売り、輸入業者の別ルートがあるのか。
私たちは手に入りにくくなっており「使い捨て」マスクを洗ったりして使いまわししている。私も使った後は次亜塩素酸水溶液をスプレーして乾かし使いまわししている。
小池都知事や西村経済再生担当相らは毎日記者会見しているが、その都度マスクを変えている。どこで入手しているのか。
いったいどれだけのマスクが必要なのか。
毎日、1億人の国民が使い捨てをやっているとすると1日1億枚が必要だ。月産30億枚が必要になる。使いまわしをしている人もいるだろう。半数が使いまわししているとすると15億枚/月になるが国民全員が着用しているわけではない。
どういう計算で生産設備を確保しようとしているのか。後で過剰設備にならぬようにしっかり検討すべきではないか。今、「本業がダメだから異業種のマスク生産で儲けるか」では危ないことにならないか。
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