2020年7月6日月曜日

東京都知事選に見る(1):小池さん353万票の驚きと重み、そして問われる質?

政治家は皆「自分ファースト」だ、トランプ大統領、プーテイン大統領、安倍総理しして小池さんも都知事選で多くの「自分ファースト」をやった。前回は敵を作り批判を重ね支持を集めたが、今回の知事選での敵hあ自分自身とみるや新型コロナウィルスにかこつけてネット選挙、公務優先で巣こもりし批判や追及を避けた。

それでも他候補に比べ記者会見と称してテレビに顔出しする「ちゃっかりさ」が見えた。候補者同士の討論もなく、ネットで自分の言いたいことを言う、楽な選挙をやったと思う。353万票(最終的には366万票)を獲得、前回290万票なので新型コロナウィルス対策で300万票を超える可能性はあったが、他の主となる候補者が200万票、有権者が1100万票とすると投票率55%で605万票のうち58%を占めた。

「支持を得た責任は重い」が消去的支持が大きいと思わないか。新人の知名度が低くい点で助かったのだ。

新型コロナウィルス対策では政府の尻を叩き、「やってるふり」を見せたが、「東京アラート」の是非、「新モニタリング指標」での基準値なしの是非、再宣言のタイミングでありながら感染状況はレベル2、医療体制はレベル3で、休業要請なしの注意喚起のみだ。

この新型コロナウィルスの対応評価が、4年間の公約もゼロ評価、都の財政危機、税収の減収、東京オリンピックの中止かどうかなど難題を上回ったのだ。

ネット選挙を重視し、批判を回避したかに見えたが、今後の4年間も課題が多い。新聞報道でも「7つのゼロ対策」の継続、記者会見での「はぐらかし発言」質問者の選択、排除、新聞報道では130超の公約の進捗状況の説明などが必要という。

また、いまだ国政を目指すのではないかという見方が常に出る。なぜ、自民党は小池知事を恐れているのか。

むしろ出て行ってもらった方がいいのではないか。その方が東京のためだ。

大量獲得でも喜びがない。記者会見でもわかるが、353万票のその重み、政治の質
の問題が出てくる。

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