2020年7月16日木曜日

東京16日、新感染者280人台へ:「感染拡大」、小池発言より数値で状況判断を

ついにというか、当然に東京の新感染者数は最多の280人台へ、小池知事は「感染拡大警報」を示すが、小池発言より、一人一人が数値を見て感染状況を把握する必要がある。最近1週間の新感染者数は243、206,206,119,143,165,280人台と高い水準で緊急事態宣言下の最大値167人を大きくはなし週平均が195人になった。

検査件数が2800件数になっているが陽性率は6%、小池知事は検査数が多くなっているので当然高い水準で経緯するとコメントしているがそうだろうか。新宿区が歓楽街で集団的に行った検査では陽性率31%、会社員、学生はかく4%、無職、フリーターは24%、不明が16%で飲食を伴う接待業は高い陽性率だ。原因にホストクラブの従業員は狭い部屋で共同生活しているので感染率は高い。

陽性率が6%では感染が拡大中、それ以下では収束に向かっているとでも言えるのか。

評価として専門家は実効再生産者数を挙げていた。2.5は拡大中、1未満は収束とみなせるのだが、いつの間にか政府は倍加時間を採用したというが、その指標も発表されていない。

厚労省の10万人当たり2.5人の基準があり神奈川県などは2.17人で危機感を持っていると県知事は話す。

第1波と第2波(?)の違いは第1波では20~30代の若者が多く、重症化も少なく軽症だったが、最近(第2波)では高齢者が増えてきたという。当然に重症化しやすくベッドの確保が重要になる。東京では「医療体制」もレベル3~レベル2に引き上げられた。

新聞報道では感染経路もわかりだした。クラスターの発生も目立ってきた。ライブハウスに言った若者が施設や学校で感染を広めているし、風俗嬢も日本中を広域に動いて感染者を増やしているし、カラオケ店では高齢者にクラスター発生、キャバレー、ホストクラブなど夜の接待飲食で感染し、家庭、学校、職場で感染源になっている。

安全対策を取って実施したと主催者は言うが、参加者の話ではでたらめだったらしい。適マークを張るといってもネットでチェックしOKならダウンロードできる代物で誰もチェックしていない。

テレビニュースで繁華街で遊ぶ若者がインタビューで「怖いですね、感染者が増えているのは」というが危機感は薄い。自分は何をしなければならないかわかっていないようだ。

小池知事は例のごとく「感染拡大警報」を掲げ不要不急の都外への外出を自粛するように言う。

問題は一都3県の足並みがそろっていないことだ。今までは都知事選もあって小池さんが先頭を走り「やってる姿」を有権者に見せていたが、今では少しづつ足並みがそろってきたという。

GO TOキャンペーンでも国と各自治体の首長では意見が真っ向から異なる。リーダー不在で新型コロナウィルス対策ができるのか。





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