2020年7月20日月曜日

無症状感染者、どれぐらいのウィルス量で他人に移しているのか


何だ何だ、19日の東京の新感染者数は188人という。3日間300人に迫る勢いの感染者数の増え方だったのでどうなるか注目していたが、こんなに激しい動きだと毎日毎日の数より、ある程度まとめた週単位のデータの方が信頼性があるのではないか。

290人のときの評価は、20~30歳代189人で70%、40~60歳代71人、70歳代以上17人と各年代で増加しているという。夜の街関係者は30人、職場25人、家庭25人、会食18人とクラスターが多発し市中感染が拡大していることは分かっていたが、何も対策していないので心配だ。

一番厄介なのは158人、約50%に当たる感染経路不明者だ。内訳が発表されていないのも不思議だ。年代、職業、感染しやすい場所に行ったかどうか。このご時勢に自分の行動をチェックできないなんておかしい。恐らく詳細を隠しているのだろう。

陽性者数も7~8割が30代以下、その中に無症状感染者、軽症者がいる。感染しているが症状がないので出歩く。感染を拡大しているのだ。東京が関係すると「東京由来」のレッテルだ。

軽症者も何らかの症状はあるのだろうが気づかず、本人は元気だと考えて出歩く。本当に風邪の症状もないのか。市販の風邪薬を飲めば直す程度かもしれない。

ウィルス量が多いと重傷者、少ないと軽症者、では無症状感染者はどの程度のウィルス量なのか。そこがわからない。

発症までに1~13日と言われている。無症状者も口や鼻からウィルスが見つかっているから大声を出したり、くしゃみをすると飛散させ、他人に感染させる恐れがあるのだ。悪いことにウィルスは長く体内に存在する。

検査しない限り感染がわからないのだ。検査して陽性になると隔離が必要になる。隔離施設の確保が必要だが、東京はホテルの確保が不足しているらしい。今後高齢者の感染が見つかれば重症化する危険もあり、東京ではモニタリング指標の「医療体制」もレベル3~レベル2に格上げされた。

国はクラスター調査をし、61クラスターから感染経路不明が22人、そのうち9人が無症状感染者という。

症状がなく元気と思われる20~30代の東京在住の若者が地方に行き友達と会い、会食して東京に帰る。東京に帰って症状が出て検査すると陽性とわかり地方であった友達が濃厚背職者となり検査した結果陽性だ。

東京在住の若者が感染させたとみられているが、地方の友達はどうだったのか。本当に誰が発疹源なのか。

地方の若者が東京に来てクラブや夜の繁華街の飲食店で遊び、地方に帰って体調を崩し医者に行き検査すると陽性だった。東京での夜の街関係者は安全確保のためにPCR検査を受けている。地方の若者が発疹源ではなかったのか。

「東京由来」と簡単に片づけていたら大変なことにならないか。

無症状感染、症状が出る体内でのウィルス量、その衰退状況などもっと専門的な情報が欲しいところだ。

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