2020年7月11日土曜日

新型コロナウィルス対策(2):感染のリスクが曖昧で騒がれ過ぎ、「正しく恐れられない」か


「検温37.5℃以上」で新型コロナウィルス感染のリスク?、「自覚症状で咳、くしゃみ、たんが出る」? 「体調不良」での感染リスクはどうなのか。子供が学校に行く前に健康チェックをする。忘れていた時は、保健室行きらしい。

大人もチェック項目があるとどうしようかと迷う。うっかり風邪も引けないご時勢なのだ。

体温の様子を見るために4~5日迷っていると高齢者や疾患を持っている人は重篤になりやすい。だから「4~5日の期間」は省かれた。すぐに相談することだ。

新型コロナウィルスに感染する場合は飛沫感染、接触感染そして空気感染もするらしい。濃厚接触者と言っても問題はいろんな行動でウィルスが体内に入った時のウィルス量により感染につながる。でも何個になれば感染するのか。更に自覚症状が現れるのはどのぐらいか。

出来るだけ体についたウィルスを手洗いで流したり、アルコールなどにより不活性化するための消毒が必要だ。

「新しい日常」として3蜜回避、ソーシャルデイスタンスを推奨している。

テレビの情報番組で超スーパーコンピューターで解析した結果として、テーブルに4人が座ってその一人がくしゃみをしたときの微粒子の飛散状況が色分けされた拡散の変化が見える。衝立を20cmと40cmで比較すると40cmの方が相手に呼気がかからない。濃度の低い部分は遠くまで飛散するが、濃いい部分は近くに落ちる。

それが足元から1m弱か。その結果として換気とソーシャルデイスタンス1~2mが必要になる。

しかしそういったリスク回避策が実施されているが、感染リスクはどの程度なのか分からない。だから効果のない無駄なことをやっている可能性もあるのだ。

そんなときに朝日新聞(2020.7.11)の「新型コロナ 専門家は確率を語れ」という、国立病院機構仙台医療センターの西村先生とのインタビュー記事が目についた。

厳しい指摘だが全うな議論だ。専門家はリスクを評価せず、ゼロ・リスクを求めて人と人とのかかわりを無くしているという。もっと反対意見を議論しろというのだ。

バンデミック対策では「アクセルを踏んだらブレーキも踏まなければならない」と警告する。今の政府のやり方は間違っていないか。東京では200人超えの新感染者数が続き新たな感染防止対策が必要と思うが、政府はイベントの解放、GO toキャンペーンと経済再開に重点を置いているためにアクセルを踏み、ブレーキを控えめにしている。

第2波に備え、吉と出るか、凶と出るか。強いリーダーシップと統一された対策が必要だ。

先生は実態に合わない対応として学校、保育園などの机や道具の消毒を上げる。専門家はどうリスクを評価しているのか。空気中に飛散したコロナウィルスが地上(床)に落ちる。「手につく数は」「鼻にはいる確率は」「時間経過で減る」などのリスクを評価し社会に伝えるのが専門家の仕事ではないかという。

そしてフェースシールドもおかしいという。感染管理の必要な病院ならわかるが、一般社会とは分けて考える必要を説く。仕事にも影響する夜の街の飲食接待業にも必要なのかということだが、新感染者数のうちで割合の高い従業員が何故、感染しているのか。

東京は243人と新感染者数が高くなっているが、一律に高いのではなく、限定された地域、特定な場所で高くなっている。そこをつぶしていくことが大事なのだ。

東京は人口が1400万人、新感染者数が一番高いが、10万人あたりの感染者数では人口78万人の福井県が6.7人で1位、東京は6.5人で2位だ。東京が高いとニュースになるのだろうが騒ぎすぎではないか。

リスク評価をしていけば、今までの新型コロナウィルスに関する情報もすべて空振りだったということにならないか。専門家は異論、反対意見を言いにくくなっている。京大や阪大の先生は「緊急事態宣言」は必要なかったと言い出した。

地球温暖化、環境問題などで独自の見解を発表している武田先生も新型コロナウィルス対策でリスクを問題にしている。専門家という人はリスク、発生する確率に言及していない。だから役立つ情報を国民に伝えていないという。

武田先生も計算を試みたが、出てくる結果にバカらしくなり止めたという。データが余りにも現実離れしているのだろう。詳細に先生のレポートを読んでいないのではっきりは分からないが。

新型コロナウィルスはリスクというものを考えると、「騒がれすぎ」ということになるか。「正しく恐れる」ためには専門家の積極的発言が必要なのだ。今度、超スーパーコンピューターで今まで実施された新型コロナウィルス対策を総合的に検証し、第2波に備えるという。

結果に期待したいが、政治家を忖度し「やらないよりはマシ」という結果だけは避けたい。


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