2021年7月13日火曜日

メデイアの世論調査による次期首相候補?

 

メデイアの世論調査による次期首相候補を見るといつも同じ候補をメデイアは記載し選択させる。どうして候補に挙げているかは不明だが、いつも新聞記事に乗るメンバーだ。 

読売新聞2021.7.13の世論調査「自民党の政治家の中で次の首相にはだれがふさわしいと思うか。つぎに10人の中から1人だけ選んでください」と言う設問の結果が次の通りだ。 

河野太郎 20%

石破茂 18%

小泉進次郎 15%

安倍晋三 11%

岸田文雄 4%

菅義偉 4%

後は野田 2%、茂木 2%、加藤 1%、西村1%だ。 

河野さんは「俺が俺が」のタイプ、説明責任を果たす政治家と認められているが今回のワクチン接種問題ではワクチン供給に関連し重要なな情報を隠ぺいし職域接種などに支障を生じた。行政改革でも「独りよがり」のところが目立つ。 

石破さんは万年2位か。地方では人気があるが永田町では不人気だ。何時も正論を吐くが党内では都合の悪い人も出てくる。竹下さんからその点を注意され、その後は政権批判が少なくなった。次期総理を意識してのことか。 

小泉さんは環境大臣になってから目立たなくなった。むしろ家庭の問題で批判を浴びだした。これじゃ無理だろう。 

安倍さんもまた出てきたか。体調を崩し政権を放り出したが、最近また政治の舞台に顔を出しだした。細田派にあって再び首相に担ごうとする動きもあるらしい。しかし、自らの森友、加計学園問題、後援会の「政治とカネ」の問題にけりをつけることが前提だ。 

岸田さんはどうして人気がないのか。逆に慎重、堅実を証明しているのか。岸田派の遠藤元五輪相の政治資金パーテイーで森元市式委員会会長が「遠藤さん、いろいろあると思うが岸田さんを後押ししたらどうか」とアドバイスした。政局を見るに敏なる森さんのアドバイスだ。 

現役の菅さんも人気、評判が悪い。野田幹事長代理が「菅政権になってすべて選挙に負けている」と言ったそうだが、「選挙の顔」ではない。そんなことはすでに分かっていること。

ところが、「菅内閣を支持する理由」として「他に良い人がいない」(50%)だが、首相にふさわしい自民党の政治家として菅さんの上位に5人もいるではないか。それでも総理としては期待できないとでもいうのか。 

読売新聞は「自民党の政治家の中で」と言う条件を付けているが、自民党内の「たらいまわし政権」を期待しているのか。

政権交代を意識するのであれば野党からも立憲民主の枝野さんなどの名前が載るはずだが、政権交代など無理なのか。 

小池さんの名前が出るのはいつごろか。まず国政に鞍替えしてからだろうが二階派は煽るが、自民党としてはどう動くか注目だ。 

政権交代が可能な選挙制度だ。この辺で政権交代できないということは野党側に問題があるのか。国民に自民党がいの政権を育てる意識が欠落しているのか。メデイアは野党の欠点ばかり上げるのではなく、後押しする姿勢も必要ではないか。

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