2021年7月13日火曜日

場当たり新型コロナ対策でなく、PDCAサイクルを回し説明見直しを

 進むかに見えたワクチン接種の職域接種もワクチン供給上支障、酒を伴う飲食店の自粛要請で金融機関を通じての圧力も批判殺到で中止、河野、西村担当大臣の意気込みも空まわり。信頼を落とした政権は内閣改造が必要と言われ出した。

東京もステージ4、感染拡大で緊急事態宣言となったが、「またか・・・」「結果は・・・」「科学的的根拠は・・・」と従来からの疑問が噴出、実効性を問われる事態になった。

「飲食店いじめ」との批判に営業時短と実効再生産者数の関係を掲げ東京都は説明するが、実態は営業自粛に答えている業者もあれば、生活が掛かっていると営業継続の業者もあり、公平性を欠いてきた。

ワクチン接種に掛ける菅政権も供給に自治体により偏在が見られ是正へ。ワクチン供給量不足は1か月前にわかっていたのを河野大臣は隠ぺいしていたと疑われる。

今、新型コロナで重要な対策はワクチン接種しかない。それが問題を起こしているのだからどうしようもない。

「丁寧な説明、見直しを」と言うが、大臣、官僚は苦手らしい。

危機管理で大事なのは、PDCAサイクルを回し目標達成を目指すべきだ。P(計画)→D(実施)はできるが、C(見直し、検証)→A(次の行動)ができていない。見直し、検証した結果を国民に丁寧に説明し、次の行動での理解を得ることが大事だが、そこができていないのだ。

そして、政策の整合性だ。

IOCバッハ会長は、国内の他のイベントでは「有観客」なのになぜ、オリンピックは「無観客」かといぶかる。逆に緊急事態宣言下で不要不急の移動が制限される中で「何故、オリンピックは別枠か」という批判が沸き上がる。

新型コロナ感染対策に3蜜回避が挙げられるが、今は1蜜でもダメ、夜の人流が抑制できないのになぜ、夜の競技が組まれるのか。

メデイアの報道ではバッハ会長は都内の超高級ホテルで一泊300万円だという。IOCの予算は決まっているので贅沢分は組織委員会持ちだ。我々東京都民が負担するのだ。ビジネスホテルへ移れという批判は当然だ。

東京オリンピック開催が新型コロナ対策を迷わせている要因になっていないか。





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