2020年9月14日月曜日

ポスト安倍の1年で何ができるか:菅さん? 石破さん? 岸田さん?

 あと1年そこそこの政治で何ができるのか。菅さんでなければできないことがあるのか、石破さん、岸田さんではダメなのか。メデイアの多くは菅総裁誕生を予測し、早くも情報番組は閣僚人事に及んでいるが、コメンテーターは外れることがわかっている人事には言及しないという。

7年8か月という長期の安倍政権の乱暴な政権運営に慣れてきたために急な改革には抵抗があるのだろう。改革を望なら石破、岸田さんでいいはずだ。イメージを変えるのもチャンスなのだ。

菅さんは政策に反対する閣僚は遠ざけるという。官邸主導を継承するのだろうが内閣人事制度の悪用につながり忖度行政が続く。官僚をコントロールするというのだろうがペーパーの棒読みでは官僚に頼っている。言行不一致ではないか。

違いを出すというと経産省重視の政策からどう転換するかだ。新型コロナウィルスで財政再建化は遠のくが財務省の復権なるか。今までは財務相経験者が総理の座についていた事例が多く財務省優位だったが安倍政権になって経済再生を優先したために経産省優位になった。

そこで谷垣さんも指摘していたように官邸を取り巻く官僚連中の在籍が長く、政策が硬直化した。変革を求めるのであれば官邸取り巻き連中も交代が必要だ。

万一、菅内閣になって国民生活はどう変わるのか。自民党国会議員、地方党員で多数の支持があっただけで国民の審判は受けていない。

多数の支持を受けただけにそれぞれ要望があるはずだが、全員の希望を聞き入れるほどの利権はない。当然に裏切られたと思う連中は「菅離れ」をおこし政権は不安定になる。

それを避けるために解散総選挙に出るだろうが時期はいつか。10月のアドバルーンを河野さんが挙げたが撤回した。

私に住んでいる町で政治ポスターを張る場所があるが共産党が貼り始めてた。

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