tenki.jpの静岡県西部地震の図に南海トラフ巨大地震想定震源域
を図示(ピンク色)、橙色円は今回の震源域、およびスロー
スリップ域
9月27日13時過ぎ、テレビが地震発発生を知らせる。震源域は静岡県西部、深さ50km、M5.3、愛知県をはじめ広い範囲が震度4、震度3で揺れた。この付近は南海トラフ巨大地震の想定震源域であり連動すればM9クラスの地震発生だが、最近の研究でスロースリップの発生地域でもある。
南海トラフ巨大地震の想定震源域を宮崎県日向灘沖から北上し内陸北限に沿ってこの震源域まで北上しているのだ。
スロースリップ地震は巨大地震発生が想定されている地域には重要な役割がある。3.11東北地方太平洋沖地震では北からスロースリップ地震が南下し止まった地点が巨大地震の発生源になったのだ。
更に最近の研究でスロースリップが多発すれば地震の規模を低く見積もりすることができるらしい。
その他に浜岡原発があり巨大地震に対する安全対策が要求されている。
静岡県西部地震の発生状況をtenki.jpで拾ってみた。
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発生回数 |
地震の規模 |
2020年 9月 |
6回 |
27日M5.3 7月11日M3.7 |
2019年 |
11 |
2月19日M3.7 |
2018年 |
14 |
8月14日M3.8 6月14日M3.5 |
2017年 |
7 |
10月11日M3.3 |
2016年 |
2 |
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2015年 |
11 |
9月1日M4.2 |
余り聞かない震源域だが注目すべき震源域である。
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