2020年9月14日月曜日

伊勢谷大麻事件:吉永小百合さん関与で「作品」と「事件」は別物になるのか

 大物芸能人の薬物違法事件が続く。麻薬取り締まりで長期間内偵を続けやっと逮捕に漕ぎつけた取締官の努力には頭が下がるが芸能人の逮捕が後をたたない。ピエール瀧、沢尻エリカ、槙原など最近続く。

伊勢谷容疑者も「とんかつDJフグ太郎」「うろう剣心」などの他に「いのちの停車場」にも出演していたというがこれが吉永小百合さん主演だったそうで吉永さんは記者会見で「いいシーンを取れて残念、何とか乗り越えて撮影現場に帰ってきてほしい」という。内容はわからないが終末患者、在宅医師の物語らしい。今社会問題になっているテーマに取り組んだ作品らしい。

東映は出演場面をノーカットで上映すると言い出した。何時ものことだが「作品」と「大麻事件」は別物と言うことらしい。以前にもよく言われたことだ。

しかし、吉永さんが発言してからどうして「作品」は別物意識が高まったのか。「いいシーンが取れた」「戻ってきてほしい」は伊勢谷容疑者にエールを送ったようなものだ。

普通の会社員が薬物で逮捕されたときは懲戒解雇だ。「彼は仕事もできるし期待している社員だ。のり超えて帰ってきてほしい」などという会社の上司はいない。「こんな事件を起こして申し訳ない」だ。

芸能人だからと言って、吉永さんの発言だからと言って薬物事件を安易に考えていたら大変なことになる。聞けば20年前からの常習性があったという。常習者の薬断ちは簡単ではない。

テレビ局の対応は厳しいだろう。視聴者が許さない。東映も吉永さん主演で作品自体もいい作品と考えてのノーカットを考えたのだろうが、素直に認めるわけにはいかない。


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