2020年9月6日日曜日

自民党総裁選を考える(1):メデイアの報道は菅優位になっていないか、公平さを!

 

                        テレビ朝日 サンデーライブ 2020.9.6

             権力闘争 派閥争い復活を伝える

メデイアよ 自民党総裁選は一政党の選挙ではない。100%総理を決める選挙にもかかわらず公選法に問題はないのか。報じる内容は菅候補を有利に導く内容ばかりだ。公平性に大きく欠ける内容になっていないか。

3者を同時に扱う気づかいは必要だが、紙面に同時に登場させればいいとは限らない。質問に配慮が必要ではないか。菅さんは役目がらテレビ画面に登場する機会が多い。どうしても発言は菅さんに有利になる。

「消費税減税は」と聞けば社会保障費の原資、減税は考えられないという。「外交、安保は大丈夫か」と聞けば今までも重要は判断には同席していたから大丈夫と言う。「解散は」と聞けば、状況次第と言ってみたり次の総理の決めることという。「何がやりたいのか」と聞けば官庁の縦割り打破という。

政局が動きそうな質問に菅さんが答える。誰だって真剣に考える。

一方、石破さん、岸田さんは国会議員票の7割を持っていかれては負け戦が分かっている。地方票141票をどのぐらい確保できるかに力を入れ地方遊説だ。有力者の訪問も欠かせない。

自民党記者クラブの掲示板には各候補の行動計画が張り出され、それを報道機関が見て何を映像で使うかを判断する。石破さんが歯医者に行っていた報道も掲示板で知ったのだ。

公平、公正な報道は3者合同記者会見や、菅さんに質問した内容は石破さん、岸田さんにも質問し同時に記事にした方がいいのではないか。

菅さんに確認することは、アベノミクスの評価、財政健全化、成長戦略など安倍政権のレガシーの問題だ。「負の遺産」にふたをされてはたまったものではない。


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