2020年6月29日月曜日

東京都知事選の終盤:小池安定、他候補広がり見せず苦戦、態度表明せず3割

東京都知事選投開票まで後6日、メデイアの大方の評価は小池候補安定な戦い、他候補は広がらず苦戦、態度表明せずが3割で情勢は変わるか。他候補が無党派層にどの程度食い込むかで今後はわからず、「小池優勢」、「一歩リードとまでは言えないのか。

4年間の公約実績はほとんどゼロ、政策を混乱させた印象が強く、最後は新型コロナウィルス感染拡大防止で「やってる姿」を見せつけた。裕福な財政から生活、事業支援は田自治体の知事も「東京のまねはうちではできない」と言わしめたほどだ。これが小池安定の評価につながったか。

他の候補というと、宇都宮さんが3度目の挑戦、過去の実績としては90万票を獲得したことがある。でも今回は立憲民主、共産党にも浸透せず、60歳以上に人気があるが無党派層には1割程度か。

山本さんも街頭演説では聴衆を集めている。演説もうまい。無党派層に食い込むかと思っていたが1割程度という。

小野さんも熊本県副知事の経験があり、熊本地震の経験もあり都政に生かせると思うのだが、出身は東京で大学も東京といっても無党派層にはあまり関係がないか。40~50代に熱い支持があるという。

小池さんは人気、知名度から言っても抜群(?)で、4年間の実績など無関係に無党派層に食い込むことができ7割の支持を得ているらしい。さらに東京にはミーハー票が150万票あるという。小池さんにとっては有利だろう。

無党派層が3割、1%が10万票とみられているので3割とは300万票だ。50%投票率として500万票、小池さんの前回は自民党都連などを敵に回し300万票弱の獲得実績がある。

今回の「敵」は自らの4年間の実績だ。そこを追及されるのを嫌がってネット選挙に専念するという。それでもテレビに顔出ししなければ忘れられると思ったのか、毎日の東京の新感染者数の説明に顔出ししている。副知事でもいいのではと思うがどうだろう。

今後4年間の都政を託すことができるかどうか。人気、知名度の高いタレント知事は東京都の財政を悪化させた。今回の小池さんも同じだ。次は有能な官吏で財政再建に努めてほしいと思うが。



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