2020年6月24日水曜日

今日の新聞を読んで(369):自民党総裁選、石破31%でも嫌がる安倍総理何時まで


最近のメデイアの世論調査で次期自民党総裁の設問があるが、石破31%、小泉15%、岸田4%、河野、茂木、菅、加藤は数%、「この中にはいない」が30%だ。安倍総理が後継に嫌がる石破さんと安倍総理が後継に考えている岸田さんとではあまりにも人気がかけ離れている。

安倍さんは岸田さんを幹事長に据えようと考えていたが二階さんに反対された。自民党政調会長として政策策定に手腕を発揮できると考えていたが、官高党低では力の発揮のしようがない。先の新型コロナウィルスの生活支援政策では中心になって進めていた30万円支給が一律10万円支給に変わったことで失敗、先の広島選挙区での河井vs溝手では負けて求心力が低下した。河井夫妻逮捕がどう影響するか。

内閣支持率低下の原因である安倍総理の不祥事、恣意的な政権運営の軌道修正には岸田さんがうってつけかもしれないが、安倍総理と岸田さんは一体とみられ安倍総理不人気は岸田不人気につながる。

一方、いつもトップの石破さんは地方議員などには人気があっても永田町自民村では不人気だ。予備選では勝っても本選では敗れる。

いつも政権にたてつくとみられているし野党転落の時に離党した経緯がある。それが不信感を買っている。

憲法改正でも徹底している。安倍総理は憲法9条で自衛隊を明記することを考えているが、石破さんは国防軍創設論者だ。

でも最近は石破さんへの考え方も変わってきたか。二階さんが石破さんを「自民党の希望の星」の一人と発言したらしい。もしかして石破さんの可能性もあるのか。

知りたいところは、石破さんが総理になった時の閣僚人事だ。自派は19人しかいない。他派の連中が名乗ってくるのか。今までは安倍一強と怖がられていたが安倍総理にもその元気はない。それとわかれば石破寄りも増えてくるか。

自民党支持層でも石破29%、岸田7%、公明党も同じ傾向だという。

「石破さんは嫌」とばかりはいっていられない。自民党にとって石破さんは救世主になるかもしれないのだ。

ところでなぜ、小泉さんが出てくるのか。一時はトップだったこともある。環境大臣になって演説がポエム的と批判された。責任のないときは何を言ってもいいが、責任のある立場につくとそうはいかないのだ。

メデイアが選択肢の一人に入れているから他の人に比べて人気もあって2位につけているのかもしれない。若手のホープ的存在のうちはいいが、自らの政策も打ち出さなければならないのではないか。誰も総理には期待しないのではないか。

新型コロナウィルス、東京知知事選でメデイアは騒ぐが、総裁選挙、解散総選挙、アメリカの大統領選と政局は続くのか。

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