2020年6月12日金曜日

小池さん それでも2期目に挑戦?:宇都宮さん 小野さんに勝機が来るか

学歴詐称をはじめ小池さんに関する今週号の週刊文春、週刊新潮の記事は、都知事選にとっては致命的内容だと思ったが、それでも小池さんは2期目に挑戦するという。12日14時からの定例記者会見で表明するのかと思ったら午後6時からの臨時記者会見になるそうだ。

テレビでの顔出しパフォーマンスに執着する小池さんらしい作戦だが、週刊誌の件をどう釈明するのか。

14時からの記者会見は拉致問題に始まり、新型コロナウィルス対策で補正予算の成立、休業要請全面解除に一応のめどだついたというが、第2波の懸念を残す。今までは自粛のお願いだったがこれからは自衛の時代だという。都民一人一人が良く考え行動すべきなのだ。

知事選出馬の表明はなかったようだが、メデイアの報道では、今回は自民党、公明党の推薦は受けずに無所属で立候補するという。選挙対策と思われる自民党の二階幹事長訪問し、ツーショットでの記者会見をしたり、二階幹事長は「小池さん以外にない」とか「要請があれば推薦する」と言っていたために、自民党推薦は確実と思っていたが無所属ということは、やっぱり週刊誌の記事が念頭にあったのだろう。

ところで小池さんが圧勝ではないというからには、新しく手を挙げる人も出てくるのではないか。衆院選も控え名前を売るためだ。

しかし東京都選挙管理委員会が設置した選挙ポスター掲示板には知事選は6人の枠しかない。どうするのだ。

今まで出馬表明したり、意向を伝えている人は、早くから出馬表明していた元日本弁護士会会長の宇都宮さん、行政経験豊富な熊本県の元副知事の小野さん、まだヒフテイーというれいわの山本さん、朝日新聞元記者、「東京を世界一に」という幸福の党の七海さん、ホリエモン党の立花さん、英会話講師だった久田さん、そして小池さんの8人だ。

小池さんは今回の週刊誌の記事で圧勝評価から苦戦が強いられるらしい。テレビの情報番組では、これほどの記事が少しも話題になっていない。ことがことだから報道するのを恐れているのだろう。だから余計に事の重大さがわかる。あとは有権者がどう判断するかだ。

二階さんは常にエールを送っていた。小池さんを引き立てた自民党の重鎮たちも会食し励まそうとしたようだが、どう感じているか。

東京アラート解除、ロードマップSTEP3、19日からの一部を除いての休業自粛全面解除の決断は、タイミングとして12日でしかなかったようだ。12日の東京の感染者数は25人で増える傾向だ。12日を外したらいつになるかわからなかったのだ。

小池さんのやることなすことが都知事選対策としか思えない。6時からの臨時記者会見に注目だ。


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