2021年10月18日月曜日

この差は一体何なんだ:米国はインフレに悩み、日本はデフレに悩む?

日銀は物価2%達成まで量的緩和を続けるという、一方FRBは今のインフレをどう見るかで11月からの縮小へ向かい、場合によっては金利も上げる可能性もあるらしい。

米国の事情は、物流の停滞で物不足から供給が需要に追い付いていない。インフレ傾向にあるがこれが「一時的」な現象か。もしインフレ圧力ならリスクになる。

ガソリンも高騰、家賃も上がっているらしい。消費者物価指数も2%を遙かに超え5.4% だ。

ところが日本はどうか。経済状況は米国と変わらないが消費者物価は前年同月比マイナス0.4%だ。GDP成長率も21年度は+3%台、22年度は+2%台と見られちぇいる。

中国市場に惑わされないように経済安全保障にも力を入れるという。米国は中国に強い姿勢を示すことができるが、中国市場に頼らなければならない日本は経済安保でも脆弱だ。

米国民の買い物意欲も強く、市場も大きいが、日本はデフレ思考だ。イオンの岡田会長が「脱デフレは偉大なる幻想」と消費者生活を応援するために値下げに踏み切ったことがあるが、輸入品の物価高、円安で値上げ攻勢が強まる。

に日銀が達成が未達の物価上昇2%が安定的にいじできるまで、量的緩和を続けるとしたらどうなるか。

国債の買い占めは国際市場を混乱させるし、株の購入で官製株高の傾向にある。海外投資家がどう判断するかにかかっている。信用を失えば一気に日本経済は混乱する。


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