米国発のグローバリゼーションの見直しや保護主義なら共和党のトランプ大統領より民主党の候補者のウォーレンさんが良いのではないか。民主党は候補者が乱立気味だが新聞ではウォーレンさんがバイデンさんに迫り、サンダースさん他2名が争っている。
一方トランプ大統領はウクライナ疑惑で下院が弾劾調査に入り不利と思われていたがイスラム国最高指導者を米の特殊部隊が急襲し死亡させた事件は中東の安全確保に貢献するとトランプ大統領の点数稼ぎになった。対イランではホルムズ海峡のタンカーなどの安全確保で「有志連合」による警戒を始めた。
トランプ大統領はグローバル化による格差拡大、政策から疎外されていた白人たちの支持を得て米国を分断する事態にまでなってきた。
一方のウォーレンさんは大企業解体、ファンド規制、大企業、富裕層に対する課税強化など大企業改革、国民皆保険、再生エネルギー、さらには米国労働者の利益優先と改革路線を打ち出している。ウォーレンさん支持の民主党急進派の台頭に経済界も危機感を持ち、最近は「脱株主第一、従業員、地域に貢献」を宣言するほどだ。
トランプ大統領は保護主義で先進国を振り回し、同盟国を蔑ろにする傾向が出てきた。国内では大企業や富裕層寄りの政策、疎外感を持つ白人たちの救済、財政出動は赤字を積み上げている。
民主党ではバイデンさんがどの程度頑張れるかだが、ウォーレンさんも急進派頼りではちょっと心配になる。
欧州でもポピュリズムの台頭で政権党がぐらつき、国内政治は混とんとし不安定になっている。米国もそういう道をたどるとすると心配になる。
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