2019年11月11日月曜日

GSOMIA破棄期限迫り窮地に立つ韓国・文大統領か

GSOMIAの破棄期限が迫り、日本の譲歩も期待できないままに窮地に立つ韓国・文大統領だ。次々に打ち出す反日政策はついにGSOMIA破棄を言い出し、その期限が11月23日に迫ってきたために一段と窮地にかかる。安全保障の関係から米国政権が強く翻意を促すが、文政権は米韓関係ではなく日韓関係だと米国をけん制する。

先のタイのバンコックで韓国が不意打ちで日韓首脳会談(?)を持ったように見せかけその会談(?)写真を韓国が内外に公表した。安倍政権はルール違反と訴え、従来の考え方である「元徴用工問題で国際ルールを守れ」と繰り返した。たった11分の会談は日本政府にとっては不意打ちだったのだ。

そして、これだけこじれた日韓関係を何とか修復しようという動きもあった。

日韓議員連盟会長の河村さんが訪韓し韓国が提案(?)した打開策を安倍総理に紹介したが安倍総理は受け付けなかった。当然だろう。先の即位の礼で親日派の李首相が来日し安倍総理と会談したが、解決に向けて一歩も前進しなかったようだ。

また、「天皇の謝罪」を要求した文・議長も来日したが主催者である山東参院議長からは会談を拒否され、早稲田大で講演したらしいが、提案した解決策は「日韓双方で国民、企業から資金を集める」という案だったが笑いもので終わった。どこまで他人任せなのか。

輸出規制は韓国内の企業にも大きな影響が出ているらしい。産業界も動いているようだが、北への密輸の疑いも出ていることを考えると解決は容易ではない。

文大統領の打ち出す対日政策は何のためなのか。

北出身らしく南北統一を訴えていたが今では金委員長からも批判を受けている。問題の多かった法相を検察改革のためにごり押しして就任させたが、検察の追及が厳しく法相辞任に至った。国内政策への批判をかわすための対日批判だったようだがお門違いだ。

GSOMIA破棄回避へ輸出規制の解除を要求しているようだが、北への密輸も関連して制裁解除になるような動きは日本はしないだろう。

繰り出す文大統領の対日強硬策は日本側の譲歩、和解がない限り大統領辞任後は検察に追われる立場になり、是だけは避けたいところだろう。

元徴用工問題は最高裁の判決もあり、取り扱いが難しい。

GSOMIAは11月23日が破棄の期限だ。北に隣接し核ミサイル発射の棄権にもさらされている。米国も安全保障上、破棄は問題だ。だから今圧力をかけている。文政権は日本側に譲歩を求めているのも対米関係も大いにある。

トランプ大統領ー金委員長の米朝会談、板門店での南北境界線をまたぐシーンに文大統領がどうかかわったのか。南北統一の意気込みはわかるが、アメリカ、日本を敵に回しての朝鮮半島の統一、平和は出来ない。

むしろその間隙をぬって中国、ロシアが触手を伸ばすことに警戒すべきではないのか。

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