2019年11月15日金曜日

一つの国会改革:首相をAIロボット化したらどうか、その程度の安倍総理の答弁なのだ


国会改革の一つとして首相をAIロボット化したらどうか。そして得意と言う外交に精を出したらどうか。日本の首相は他国に比べて国家への出席日数は多すぎて、外交などできないという。確かに出席日数が多い。質問者が総理の出席を要求するとそれに応じて出席しているかららしい。でも予算委員会などの首相答弁を見ていると、官僚が作成した答弁書の棒読みではないか。

自分の不祥事である、森友・加計疑惑も、そして最近の「桜を見る会」の晋三後援会の私物化問題も安倍総理は官僚の作成した答弁ペーパーの棒読みだ。

そして、「はぐらかし答弁」が有名で、質問者は「質問に答えていない。もう一度聞きます」という。

質問者からはあらかじめ質問趣意書が提出され、それによって官僚が答弁書案を作成、安倍総理、官邸、関係部署に配布され検討されるらしい。安倍総理はそれに基づき棒読みしている。「・・・でありますから・・・」と言う具合に。

質問者の質問、それに対する総理の答弁が決まっているのであれば何も丁々発止の議論をしているように見せつかせることもなかろうと思う。

一層のこと、安倍総理をAIロボット化してみてはどうか。

臨機応変に対応することはできないだろうが、すでに決まっていることなら十分に対応できるはずだ。ロボットは「機械であり、道具」なのだ。

棒読みだけでは対応しにくいとわかれば、委員会室の隣に官僚室を設けて質問者の質問に臨機応変に対応するために待機させ、答弁案を迅速にロボットへ送りロボットが代弁するのだ。

それでも無理な場合は常とう句である「質問趣意書になかったので答弁を控えさせてください」でいいではないか。実際にもそうしているのだから。

そう考えていると、読売新聞(2019.11.14)「首相演説 安倍流発信その舞台裏」が目についた。

それによると、以前は短冊方式だったが、最近は官邸主導のトップダウンで一つのストーリーにしているらしい。官庁出身の秘書官などがスピーチライターになるという。だから頭の悪い首相でも答弁の形になっているのだ。逆に官邸などでのぶら下がり会見は苦手で評判がよくないというのだ。

でも最近も「反論が大人げない」「真剣に答える気がない」と評判は悪い。「逃げと責任回避」で組み立てられた官僚作成の答弁だから仕方ないか。

今、ニュースをAIロボットが読んでいるらしいが、機械であり道具なのだ。

一層のこと、質問者もAIロボットにしてNHKで委員会形式で放映したらどうか。すべて「やらせ」なのだから特段に問題はないはずだ。

ところが問題もあるのだ。質問者がフリップまで用意しての国会での質問は、選挙区の有権者へのアピールでもあるらしい。後援会に「○○日、○○時間に先生が質問するので見てくれ」と情報を流すらしい。そういうパフォーマンスができなくなるのだ。

総理をAIロボットに置き換えてもいいのではないかとバカにされる前に丁々発止の議論ができる国会審議にできないものか。



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