2019年11月9日土曜日

タレント知事の宿命?:千葉県知事・森田さんの見苦しい言い訳、選んだのは県民ではないか

タレント知事の宿命というか、いざというときに役に立たず、批判されると見苦しい言い訳に明け暮れる。被災者は知事への批判を強めるが、選んだのは県民だったのではないか。宮崎県知事の東国原知事が県産品を宣伝してくれて成果を上げてくれていることを真似て森田さんを選んだのではないか。

ところが台風15号の来襲で千葉県は広域にわたって被害が拡散した。千葉県の対応遅れの批判を一身に受けることになり苦しい立場に追い込まれた。

千葉県民の被災者が苦しんでいるときに東京で居酒屋にいたとか、別荘に行っていたと批判された。これに対して森田さんは別荘ではなく、自宅だという。

公用車で別荘まで生き、私有車で現場視察に出掛けたという。でも専門家は知事は県庁で情報収集し指示を出せばよいのではないかと森田さんの行動に批判的だ。

そのうちに、1年365日の内141日しか登庁していないこともばれた。

公用車での別荘行は舛添元東京都知事を思い出すし、141日しか登庁していないことは石原元東京都知事が週に2日しか登庁せず、行政は特別顧問に任せていたこととダブル。

千葉県知事も、東京都知事も同じようなことをやっていたのか。

ところで森田さんは後日の被災地視察で「対応が遅れているのではないか」という批判に、「やるべきことをやってから来た」と抗弁した。何をやってきたというのか。

緊急事態に対する対応は難しい。特に経験もなければ普段からも用意が出来ていないのだ。その結果いざというときに、混乱する。

今回の台風の来襲は、前々から東京湾を抜けるルートを発表されていたのだから、千葉県には重大な被害を及ぼすことぐらいは想定し県庁に待機すべきでなかったか。

宮崎県の東国原元知事を真似て千葉県産品のPRで地域おこしを期待しての知事だったと思うが、残り任期をあきらめて次は役立つ知事を選んだらどうか。災害対応は「自助努力」も大切だ。行政の責任だけを追及しても始まらない。

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