2019年11月15日金曜日

政権に痛手か 首相主催の「桜を見る会」(3):中止では済まされない、間髪入れず東京地検特捜部は家宅捜索を

首相主催の「桜を見る会」の来年中止が決まったが、それだけでは済まされない。東京地検特捜部は速やかに、公職選挙法あるいは政治資金規正法違反容疑で安倍晋三後援会事務所など関連先の家宅捜索をして証拠保全に努めるべきだ。この事件が明るみになって総理の地元の後援会関係者や地方議員関係者がブログの削除を始めたという。

政治家が絡む不祥事については証拠隠滅が速い。書類の破棄やパソコンの保管資料の削除だが、削除しただけでは復元ができるので、HDにドリルで穴をあけることまで出てきた。小渕優子元経産相の2014年の観劇費用の資金収支報告書への未記載が週刊誌で暴露された政治資金規正法、公職選挙法違反事件だ。

この時は早い時期に東京地検特捜部の関係先家宅捜索が実施されたが証拠は破棄された後だった。

安倍総理主催の「桜を見る会」に安倍総理の後援会関係者が850人も参加し、東京での観劇、「桜を見る会」のツアーが実施された。小渕優子さんの時と同じように個人で費用を持ったようだが実際にかかった費用は大きく、何らかの費用が後援会から拠出されている疑いがあるのだ。さらに「桜を見る会」という公費で模様される会に後援者を招き酒食を提供することは公選法が禁止している寄付行為に当たるというのだ。

共産党の質問があって、野党は追及チームを結成したが、政権はいち早く「来年度中止」を打ち出した。安倍総理は官邸で記者団に「私が判断し決めた」と言うが、危ないことになりそうなので蓋をしたのだ。

安倍総理にとっては悪いことに、後援会事務所からの案内状まで明るみに出た。さらには首相枠、政治家惑などがあることも白状した。

国会での審議では、「招待者名簿は1年経ったので破棄した」とか、安倍総理自身は「私は取りまとめに関与していない」とか言う発言はモリカケ問題とだぶってくるのだ。安倍官邸は嫌な動きになると察知したのだろう。

小渕さんの事例では本人が辞任したので特捜部が家宅捜索に動いたのだろうが、今回の安倍総理の事案ではどうなるか。

総辞職でもすれば動くだろうが、現職の間は動かないのではないか。正義の味方と思っていても最高権力者には特捜部は弱いのだ。

しかし、事があくどい。野党の追及チームや、誰か専門家が告発すれば動かざるを得なくなる。もう関係資料は破棄されPCも買い替えられているのではないか。

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