2019年2月12日火曜日

自衛隊に代えて考えてみないか、寺田寅彦博士の「天災に対応の国防軍」創設を


憲法改正で考えてみないか 寺田寅彦博士の言う「天災に対する国防軍」の創設を。10日の自民党大会でも安倍総理は立党以来の悲願である憲法改正に改めて意欲を示したという。憲法9条での自衛隊明記は国民の反対が大きいが、「天災に対する国防軍」の創設には反対も少ないのではないか。否、反対する国民がいるのか。

安倍総理の頭の中には9条1,2を残し自衛隊を明記することにより違憲論がなくなると考えているようだがそれは間違いだ。ますます違憲論が出てきてむしろ解釈上からも憲法9条の存在が怪しくなる。

時々、憲法学者が反対しているが、今からしっかり考えを打ち出した方がいい。

わたしも憲法9条に自衛隊を明記すれば違憲論がなくなるとは思っていない。

むしろ寺田寅彦博士がその随筆で「天災に対する国防軍」の創設を唱えていたが、これなら国民の反対も少ないのでないか。大きな災害が起きるたびに自衛隊員が災害救助活動で昼夜を分かたず人命救助、災害復興に挑む姿には頭が下がる。

安倍総理に限らず誰だってその姿を見ると「自衛隊は違憲だ」なんて言えるはずがない。

ところがそういう状況下で、国民の反対感情を緩和できる手段が「天災対応の国防軍」に自衛隊の姿を変えることだ。天災ばかりでなくあらゆる国難に対応すればいいのではないか。

今、たまたま「科学と不確実な社会」(海部著 岩波書店 2019.1)を購入し読んでいて「天災と国防」の章で寺田寅彦博士の随筆3つの書評が載っていた(この本は海部さんが77冊の本を読み書評を毎日新聞に載せた内容なのだ)。

その中で博士は「天災に対する国防軍」の創設を提案しているのだ。私も寺田寅彦博士の随筆には興味があり、地震、災害に対して「正当に怖がることはなかなか難しい」という記載が「小爆発二件」に出ていたのを私のブログで引用したことがある。

この中には浅間山が爆発したとき、地元の人が「頂上にかかっていた雲が爆発の前に消えた」というのを寺田寅彦博士が聞き記事にしていたが、御嶽山の噴火の時も登山者が「噴火の前にかかっていた雲が消えた」のを見たと新聞に載っていたのを見て、これは何か噴火の前兆になるのではないかと考えブログで紹介した。

今回の国防軍の設置は博士が陸軍、海軍の他に科学的国防軍があっての良いのではないかと言う見解なのだ。参考に出来ないか。

政治家が考えている自衛隊、国防軍(自民党憲法改正草案では確か国防軍の創設が規定され石破さんらが賛成)は国民の生命、財産、国土を守り海外で平和維持活動に貢献出来る自衛隊、国防軍だが、これでは国民の賛成を得るハードルは高い。

ところが、博士は天災などに対する科学的国防の常備軍なのだ。政治家の皆さんとはチョット違うがこれから益々増えるであろう自然災害から国民の生命、財産、国土を守る重要性は増すばかりだ。

これなら国民も納得するのではないか。あの人気物理学者の寺田寅彦博士も提案していると言えばハードルも低くなる。

天災に対する科学的国防軍は憲法9条とは関係ない。寧ろ緊急事態条項に属するのではないか。

今安倍総理や自民党が目論んでいる自衛隊明記の憲法9条改正ではないのだ。

要するに将来は広い意味で「国難」に対応する国防軍と言う事でどうだ。


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