2019年2月6日水曜日

GDP,統計不正、賃金の伸び、アベノミクス成果:私達は「安倍政権は何かありき」と思っているんです


5日の予算委員会で野党の質問攻勢に安倍総理は「「安倍政権は何かありき」と考えているようだが、何もありません」と答弁したのをテレビニュースで見たが、安倍総理! GDP,統計不正、賃金の伸び、アベノミクスの成果で国民は「安倍政権は何かありき」とみているのです。野党の質問に真摯に答える義務があるのです。

安倍政権は新3本の矢でGDP600兆円を目指すと言いだした。20156月に所信表明か何かでアベノミクスのエンジンを更に吹かして経済成長を促すという意味のことを言ったのを覚えている。その後でGDP600兆円を掲げたのだ。でもその時、計算方式も直すと言った。

GDP増のために何かやらかすのだと皆思ったはずだ。

毎月勤労統計も2011年に具体的な改善策を早急に検討することだったが、その後実質賃金の伸びが大きくなった。

政権側の圧力があったのではないかとみられている。

集計からも日雇い労働を外すことになった。賃金はあがるが、理由は今は言えないという。

テレビの情報番組のコメンテーターは国際統計に合わせた処置だと言うが、政権の「アベノミクスの成果」の誇張と関係ありそうだ。

安倍総理は苦笑いしながら「政府が言ったからと言って上がるはずがない」、「安倍政権は何かありき」ではないと反論したのだ。

しかし、安倍政権には何かあるのだ。

安倍政権は悪巧みをし、批判が強くなり追求が続くとキーマンを隠し、国会承知が出来ないようにする。森友事件での谷さんはイタリアの大使館に栄転した。今問題になっている厚労省の統計不正問題も大西制政策総括官を更迭した。

何やら社会主義国で政権がピンチになると重要人物が失踪する事件と似ていないか。

野党の要求で国会招致できても「刑事訴追を受ける恐れがあるのでコメントを控える」と真相解明にはほど遠い状況を作り出す。

こんな黒い政権の様相を呈している安倍総理を先進国首脳はどう見ているのか。G20首脳会議では議長として「保護主義」に対して「自由貿易」維持に向け連携を強めていきたいと抱負をもっているが、他国も内政に大きな問題を抱えている。

大きな疑獄事件を抱え、「保護主義」で世界を攪乱しているトランプ大統領を筆頭に富裕層に対する反発から全土でデモを繰り広げられているマクロン大統領、EU離脱で「合意なき離脱」問題を抱えているメイ首相、プーチン大統領、習主席は勿論、難民問題で引退まで表明したメルケル首相だ。

そのメルケル首相と安倍総理が会談した。

自由貿易維持のため連携を強化し、G20にも臨むらしいがトランプ大統領にどう対峙するのか。首脳だから相手の不利になるようなことは決して言わないだろうがメルケル首相は安倍政権をどう見ているのか。

安倍一強政権とは言え、社会主義国の政権のマネをしてはいけない。民主政治を守る事が世界の信頼を得る道なのだ。


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