アベノミクスの成果のために国民の生活、財産、海外への無駄金のバラ巻き、国民の公僕を自在に操り民主政治を犠牲にする安倍政権の排除を急げ。これに憲法改正が加わると官邸機密費を使い国民をミスリードする危険もある。
今日の新聞各紙は「年金運用 １4兆円赤字」の記事を掲載されている。安倍政権がアベノミクスの成果として株高を訴えるために年金資金の運用で株式、債券運用を１２％から２５％に上げたポートフォーリオの見直しをした。その結果、４半期で黒字を計上したこともあったが、２０１８年１０～１２月期に１４.８兆円の赤字を計上したのだ。
私達の年金運用資金が目減りになったのだから誰だって驚く。安倍総理は自分のアベノミクスの成果のためには国民の大事な資金にも手を付けたのだ。
１５０兆円の資産で累積収益は５６.６７兆円、安倍政権になっての累積収益は１５兆円なので、あっという間に取り崩す結果になる。しかも今後は世界経済も景気後退で株価も下落すること間違いなしだ。
厚労省の「毎月勤労統計」の不正が見つかった。政策を立てるための基幹統計だから問題だ。アベノミクスの成果として賃金の伸び率を上げるために集計方法を見直し、一時伸び率の成果があったように見えたが実際の実質賃金の伸び率はマイナスというから驚きだ。
「実感なき景気拡大」の要因が分かった。
森友学園への国有地格安払い下げは国民の財産を安売りしたことになる。アベノミクスの規制緩和で固い岩盤規制に風穴を明ける目的で出て来た政策だが、内容は安倍総理夫妻による憲政史上稀な疑獄事件に発展した。国会で追及されているが国民の８０％は安倍さんの説明に納得していない。通常国会でもしっかり追求して欲しい。
米国の高価な軍備を購入しすぎないか。役立つかどうかは不明だがイージスアジョア等を購入することになり防衛費の伸び率をGDPの１％未満の枠組みが保護にされた事になる。北朝鮮に対する拉致問題でトランプ大統領に口利きを頼むため、訪米の度の持参金なのだ。外交を得意とすると言うがアメリカ頼りでは心許ない。
対ロシアのプーチン大統領に対しても弱腰だ。北方４島返還に変わりはないと言うが平和条約締結後の２島返還を先行させるという。でもプーチン大統領の目的は極東開発の経済支援だ。安倍総理は北方４島の開発行為に出資するらしいが、カネだけ取られて島は返さないという事になりかねない。
日銀・黒田総裁が異次元の金融緩和策からの縮小に迷っている。安倍総理が「２％物価目標達成」に拘っているのだ。出口戦略について安倍総理は「私の任期中に・・」と言うが異次元の金融緩和→２％物価目標→景気回復での好循環はアベノミクスが最上段に掲げる政策なのだ。
やむにやまれず縮小、出口に向かえば国債の下落、円安などで日本経済は大混乱するのではないか。困るのは国民だ。
官僚組織、民主政治も根幹を揺るがす結果になった。財務省のだらしなさは目を見張る。今は厚生労働省だ。両省ともにキーパーソンは役目から外され国会招致もしにくい栄転、官房付で安倍政権は逃げ回っている。
国会で存分な審議も出来ず、外交などに逃げ回る安倍政権、安倍総理は追放すべきだ。
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