2019年2月25日月曜日

自民党支持35%、内閣支持49%:良く新聞を読もう、自民安倍内閣が続くことは悪夢ではないのか


なぜ、自民党は支持されるのか。読売新聞の世論調査を見るとどこのメデイアでも同じだが、自民党支持率は35%、安倍内閣支持率は40%台で圧倒的に自民が強いがこのまま自民安倍政権が続くことは悪夢ではないのか。

安倍政権の無法行為が続く。森友、加計学園疑惑では国有地に格安払い下げ、総理夫妻による憲政史上初めての疑惑事件、民主政治の根幹を揺るがす財務省の公文書改ざん、アベノミクスの成果を出すための統計資料の不正、内閣人事局による官僚忖度政治の横行など目に余る事態に対して国民は批判の目を持っていないのか。

世論調査で厚労省の統計不正の責任を問うと、安倍内閣の責任が大きい32%、多少はある47%の結果をどう評価するか。安倍内閣の側近連中の忖度が閣僚の不正行為に動かした責任は安倍内閣の責任ではないのか。それを知っても高い支持率を与えるのか。

麻生さんが言っていた。「新聞を読まない人間は自民党支持だ」と。テレビなどのニュースだけでは要因がわからない。やはり新聞などの解説を加えたニュースは大事だ。これを読めば不祥事の根源は何かがわかるはずだ。

すべては安倍総理のアベノミクスの成果を出すために官僚は一生懸命に働いているのだ。それがやってはならないこととはいえ。

自民党議員も地元に帰り有権者と会って話を聞くと安倍政権に批判的発言が多いと聞く。でもなぜ、永田町に来ると何も言えないのか。安倍一強政治は民意をくみ上げにくいシステムになり安倍総理の恣意的政治がつづく。

普天間から辺野古への移設工事も賛成36%、反対47%で、沖縄県民投票の賛成19%、反対72%とはちょっと異なる。やっぱり沖縄県民は身近な問題として考えているのだ。安倍政権はどちらの意向を評価するのか。

「安全保障に役立つか」との問いにも「役立つ」59%、「そうは思わない」が30%、対中への抑止力を考えると日米安保でコミットすれば抑止力にはなりだろうが沖縄の海兵隊は規模も小さく、海岸沿いでは脆弱で規模も小さく海兵隊としての機能はないとアメリカの専門家が見直し時の結果を別のメデイアのインタビューで答えているが、海兵隊を維持したいためにはコスト的にも一番安かった妥協案が辺野古だったのだ。

でも自民党の強いところは「政権の座」を死守しなければならないことを知っていることだ。連立政権の時代もあったが、下野した3年間の経験は「もうああいう生活はしたくない」という思いだろう。

自民党の野党時代は今の野党の連中と同じだ。

下野した野党の自民党に関するニュースはガクッと減った。断然政権側のニュースが多い。

予算委員会だって自民党の質問も政権の民主党の方が有利だ。今の野党と同じように当時の自民党の質問は攻め切れていなかった。

民主党に協力する姿勢など全くなかった。あの3.11東北地方太平洋沖地震、巨大津波の来襲で福島第一原発がメルトダウンし、あってはならない事故になった。この時、菅総理が自民党に対して谷垣総裁を副総理格、震災担当相として入閣を打診した時に自民党は「民主党に手を貸すことはない」と拒否したのだ。

今だって与野党が協力して何かやろうとする姿は微塵も感じない。

閣僚や政権の上げ足を取って総理の引責辞任、倒閣を目指す行為が多い。

国民、有権者は今後3年間の安倍一強政治に悪夢を感じていないのか。



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